Japanese F3

JF3:第6戦岡山決勝 勝田貴元がトラブルに泣き優勝は中山雄一、Nクラスは高星明誠が今季6勝目

 全日本F3選手権第6戦は29日、岡山国際サーキットで18周の決勝レースを行い、総合で中山雄一(トムス)が、Nクラスで高星明誠(NDDP)が優勝した。

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 午後に入るとサーキット上空には雲が広がってきた。しかし相変わらず蒸し暑い中で13時50分、第6戦決勝レースのフォーメーションラップが始まった。

 スタートはポールポジションの勝田貴元(トムス)がダッシュよく1コーナーに飛び込むと予選2位の中山雄一(同)、同3位の野尻智紀(戸田)も等間隔で続く。4位には予選4位の松下信治(HFDP)をかわした千代勝正(B-MAX)が上がってきた。

 5位に落ちた松下はトラブルのためオープニングラップのヘアピンでストップ、早くもレースを終えることとなった。

 レースは勝田がリードして序盤は推移。5周目には2位中山を1秒9と離して悠々とトップに立っていたがしかし、7周目に入ったところでマシンが白煙を吐きストップ。痛恨のリタイアを喫することになった。

 2位に付けていた中山はこれで難なくトップに立つと、2位以下を圧倒するタイムで後続を引き離しにかかる。トップでコントロールラインを通過した7周目に4秒3あった差はみるみる広がり、18周でゴールしたときには2位以下を11秒5ぶっちぎって今季5勝目を飾った。

 2位には一時千代に1秒強差まで迫られたが、終盤には突き放した野尻が入った。その千代は3位。4位には清原章太(HFDP)が入った。

 Nクラスはスタートでポールポジションの高星明誠(NDDP)がトップに立つとそのまま後続を引き離してクラス優勝を飾った。2位にはルーキーの小河諒(ルボーセ)が、3位には小泉洋史(ハナシマ)をバトルのすえかわしたナニン・インドラ・パユーング(トムススピリット)が入った。

 第7戦決勝レースは明日30日、15時より25周で争われる。

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Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorosports Forum


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