ホンダは20日、2006年度のモータースポーツ参戦体制を発表した。この中で国内4輪レースでは昨年に引き続き、SUPER GTに参戦、「Honda NSX-GTプロジェクト」のもと、チームとドライバーズのダブルタイトル獲得を目指す。また、フォーミュラニッポンへのエンジン供給、全日本F3への参戦、フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)への支援も合せて発表された。
■SUPER GT
(株)M-TEC と(株)童夢の協力のもと、「Honda NSX-GT プロジェクト」を組み、3 チーム4 台にて参戦します。エンジンは、V6 3.5 リッターNA(自然吸気)エンジンを更に熟成させ、コーナリング特性に優れた車体で、チームとドライバーズのダブルタイトル獲得を目指します。
チーム | ドライバー | |
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チーム・ホンダ・レーシング(Team Honda Racing) | #8 | 伊藤 大輔(Daisuke Ito, 30 歳, 東京都) ラルフ・ファーマン(Ralph Firman, 29 歳, イギリス) |
#18 | 道上 龍(Ryo Michigami, 32 歳, 奈良県) 小暮 卓史(Takashi Kogure, 25 歳, 神奈川県) |
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エプソン・ナカジマ・レーシング(EPSON NAKAJIMA RACING) | #32 | 武藤 英紀(Hideki Mutoh, 23 歳, 東京都) ロイック・デュバル(Loic Duval, 23 歳, フランス) |
チーム・クニミツ(Team Kunimitsu) | #100 | セバスチャン・フィリップ(Sebastian Philippe, 30 歳, フランス) 細川 慎弥(Shinya Hosokawa, 24 歳, 福岡県) |
■フォーミュラ・ニッポン
今年から新たに日本レースプロモーションを通じ、4 チーム8 台に3リットルV 型8 気筒エンジン「HF386E」を供給します。
チーム
- ドコモ・チーム・ダンディライアン・レーシング(DoCoMo TEAM DANDELION RACING)
- ナカジマ・レーシング(NAKAJIMA RACING)
- チーム5 ジゲン(TEAM 5ZIGEN)
- オートバックス・レーシングチーム・アグリ(AUTOBACS RACING TEAM AGURI)
■全日本F3 選手権
チーム | ドライバー | |
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ホンダ・チーム・ムゲン (Honda TEAM 無限) | #10 | 塚越 広大(Koudai Tsukakoshi, 19 歳, 栃木県) |
ホンダ・トダ・レーシング(Honda TODA RACING) | #2 | 伊沢 拓也(Takuya Izawa, 21 歳, 東京都) |
■フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)
世界で活躍する有能な若手ドライバーの発掘・育成と、日本のモータースポーツの裾野を広げ将来を支える人材の育成を目的に、2006 年に立ち上がる新たなジュニア・フォーミュラレース「フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)」に、全面的に協力していきます。Honda の新ドライバー育成プログラム「Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト」に「FCJ」を組み入れ、「鈴鹿レーシングスクール(SRS-K、SRS-F)」、「FCJ」、「全日本F3選手権」、「フォーミュラ・ニッポン」を通して、体系的な育成プログラムを展開します。「SRS-F」の卒業者に対して、「FCJ」に参戦するスカラーシップを、「FCJ」に対しても上位カテゴリに参戦するスカラーシップを与え、世界的に活躍できる若手選手の輩出ができるよう、長期的な視野で継続した活動を推進していきます。
ホンダプレスリリースより抜粋