GT Asia

GTA:第6戦決勝 日本のディレクションレーシングから参戦の林が優勝!

 GTアジア第6戦は15日、フジスピードウェイで40分の決勝レースを行い、予選5位からスタートしたHisamori HAYASHI(Porsche 997 GT3R)が優勝した。

 レースは12時10分、断続的に降る雨の中、ローリングを開始。スタートでは予選2位のHisao SHIGETA(Porsche 997 GT3R)が1コーナーでスピン。コースアウトして早くもリタイアとなった。

 オープニングラップをトップで戻ってきたのは予選3位のMarchy/Jeffry(Audi R8 KMS Ultra)。2位にはポールシッターで第5戦のウィナーMOK Weng Sun(Ferrari F458 GT3)がつけ、3位に日本のDirection Racingから参戦のHisamori HAYASHI(Porsche 997 GT3R)が続く。

 しかし2周目にトップを走るMarchy/Jeffryがスピンして順位を落とすと、Sunがトップに立ち、2位にはHAYASHIをかわしたLI Zhi Congが上がる。HAYASHIは3位に落ちた。

 さらにCongはトップを走るSunに狙いを定め激しいバトルのすえ、8周目に入った1コーナーでSunをかわしついにトップに立った。

 その後、所定のピットイン・アウトを終えてもこの順位は変わらず、トップCong、2位Sun、3位HAYASHIと続く。

 しかし16周目で2位を走るSunがスピンし、2位に上がったHAYSHIがトップを走るCongを捉え、ついにトップに躍り出た。

 レースは22周で40分を超えたためこの周でチェッカー。優勝はHAYSASHI、2位にはConが入り、3位にはMarchy/Jeffreyが続いた。

 この後、このレースは日本国内で鈴鹿、オートポリスと転戦。最終戦をマカオGPで迎える。

Text: Yoshinori OHNISHI


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