ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
1997 GT INSIDE REPORT
Round 2 FUJI GT RACE 3 May '97
Qualify Day Report 予選日レポート FMOTOR4版
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*97GTC第2戦富士・予選レポート
ミハエル・クルム(カストロール・トムス・スープラ)がポールを獲得
5月3日、静岡県・富士スピードウェイで全日本GT選手権第2戦全日本富士GTレース大
会の予選が行われた。
前日から天候は悪化の方向にあり、天気予報も午後の降水確率は70%と発表されていた
。開幕戦の鈴鹿と同様に、朝の1回目の予選で決着という展開が予想された。予選セッシ
ョン開始から10分程度で#39 影山正美が1分29秒580を叩きだしトップに立つ。その直後に
#36 ミハエル・クルムが1分28秒964とコースレコードをマークする。さらに10ラップ目に
1分28秒812をマークし、これが1回目のトップタイムとなった。開始15分ほどで#39 影山
正美も1分29秒213。開始20分後で#37 鈴木利男も1分29秒335を出し、3番手につける。
30分を経過したあたりでポツリポツリと降っていた雨は、路面を濡らすほどの降り方にな
り、300クラスの予選は我先にと飛び出したマシンのためにまるで渋滞のようなクルマの
集中となってしまった。
予選1回目のトップは#36 カストロール・トムス・スープラ、続いて#39 デンソーサー
ドスープラ、#37 カストロール・トムス・スープラとトップ3はコースレコードをマーク
したスープラの独占。さらに4番手にも#5 5ZIGEN SUPRA、5番手にも #38 カストロール
・セルモ・スープラが入り、トップ5のグリッドはスープラによって占められた。
GT300クラスは*19 RS・Rシルビア、*25 つちやMR2、*51 コブラポルシェ等のトップ争い
となったが、前戦でデビューウィンを飾った*19 福山英朗がトップタイムを記録した。
2回目の予選は、あいにくの雨。#37 カストロール・トムス・スープラが1分40秒810を
マークしたにとどまった。
#36 ミハエル・クルム(カストロール・トムス・スープラ ポールポジション)
「今回から97年仕様の新型マシンになりました。このマシンは以前のに比べギアボックス
、エンジン、パフォーマンスととても良くなっています。ポールからのローリングスター
トは初めてなんで、1コーナーで飛び出してグラベルにはまらないようにしたいです(笑
)。とにかく鈴鹿では最後まで走れなかったんで、フィニッシュできるように大切に行き
たいです」
*19 福山英朗(RS☆Rシルビア GT300ポール)
「いや、今日はちょっとタコでした(笑)。36秒台は誰にでも出せるタイムですよ。それ
ほど車の仕上がりは良いです。決勝で怖いのはポルシェでしょう。あ、あとはセカンドド
ライバーがスピンしないことですね(笑いながら隣の織戸を見る)」
以上
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
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