Formula Nippon

FN:Mooncraft特別走行会リリース

         2000年 全日本フォーミュラ・ニッポン選手権 公式走行会
                         ツインリンクもてぎ
                        12月7・8日(木・金曜日)

毎年12月に行なわれるFNテストは、快晴のもてぎで7日8日の2日間に渡っ
て行なわれた。ムーンクラフトは1年ぶりに道上龍選手を搭乗させて1日目の
午後からテストを開始。ひさびさのテストとあって、様子を見ながらの走行
だったが、タイムは順調に伸びて、このセッショントップで終了。この間に
排気系のテストを行なうこともできた。

ひときわ大きな音で走るムーンクラフトレイナード、来シーズンの好調を予
感させる。
2日目午前のセッションは開始後30分位でコース全周にわたってオイルが出
て、タイムアップが難しい状況となった。この段階で2番手のムーンクラフ
トレイナードは、セッティングに専念し、コースコンディションの回復を待
つ。
終了間際になってタイムアタックに出た道上選手はあっさりとトップタイム
をマークしてこのセッションを終了。タイムは1分35秒348、2番手に0.136秒
差。

二日目午後のセッションでは、引き続き足廻りを煮詰めることを中心にセッ
ティングを行なった。リアのトラクションを更に得たいとのドライバーの要
求に、空力面の変更も行ない、このセッションもトップ。その後行なわれた
30分の特別セッションも同じくトップで終了。この日のベストは最終ラップ
で記録した1分34秒528となった。

来年のチャンピオンシップを占うこの走行会。ムーンクラフトが走ったセッ
ションすべてでトップタイムを出せたことは非常に幸先が良い、とスタッフ
一同ホッとしてテストは終わった。

由良監督:ムーンクラフト・レイナードの2000年モテギ仕様にミチガミが
乗ったのは始めてで、そのセッティングの大幅な違いに最初は戸惑いました
が、急ピッチで煮詰めることができました。二日間内容の有るテストで、常
にトップは久々の感動と興奮でした。ただ、本山選手とはまだ0.5秒の差が
有るのではないかと考えられ、さらにハイレベルなセッティングを目指して、
オフの間にプログラムを組みたてたいと思っています。来年は必ずチャンピ
オン争いに絡む戦いが出来ることでしょう。来シーズンのムーンクラフトは、
ミチガミをメインに据えた2カー体制を築こうと、鋭意努力をしています。

道上選手:このテストは足回りと空力を中心に行ないました。今日(8日)
は路面が良くなかったので満足のいくセッティングを出しきれませんでした。
トップタイムを出すことが出来たものの、本山選手がマトモに走れなかった
ので、本当のところはわかりません。来年は上が狙えるようにがんばりたい
と思っています。


情報提供:Mooncraft

        *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.com) ***



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