2000年 全日本フォーミュラ・ニッポン選手権 第9戦
セントラルパークMINEサーキット
9月16日(土曜日)
公式予選
前日から接近していた台風が遠ざかってはいるものの、10mの風が土曜日午前
のMINEサーキットに吹き荒れた。
午後に入り、雲が多くなったものの風が多少収まった中、予選第1回が始まる。
午前のウォームアップで難航していたセットアップは、午後になってもなかな
か決まらず、苦悩するシゲカズ。ギア比を変更して臨んだ予選だったが、カス
ケードウィングを付けたりダンパーセッティングなど、いろいろ試みるが決め
手になるセッティングを見つけることは出来なかった。結局午前より1つポジ
ションを落として18位、1分17秒056、トップ差1.758。順位は落ちたものの
トップ差が0.4秒縮まった。
第2回はもっと前へ。
気持ちを切り替えて臨む予選2回目、ニュータイヤを2回、3回と投入してタイ
ムアタックを繰り返すが、トップとの差は縮まらない。結果的にポジション17
位、1分16秒680、トップ差1.892となった。ポジションをひとつ上げ、16秒台
に入れることが出来たが、トップ差は広がってしまった。
シゲカズ、今日はこれから明日への作戦を練る。
由良監督:このコースでのテストが出来なかったツケが廻って来てしまいまし
た。ドライバーの走りこみ不足とセッティングの遅れによって苦戦し、大変不
満な結果となってしまいました。
ただ、ここは常にサバイバルレースとなります。私たちも前回はミッショント
ラブルによってリタイヤしていますが、今回はしっかり完走をして光明を見出
したいと思っています。
シゲカズ選手:ここでテストをしていないこと、前回ここで完走できなかった
ことを差し引いても遅すぎると思う。明日はとにかくがんばります。
予選結果
Pos Car Best time Behind
1 0 1'14.788
2 19 1'14.864 0.076
3 11 1'15.322 0.534
4 56 1'15.497 0.709
5 2 1'15.523 0.735
6 5 1'15.605 0.817
18 14 脇阪薫一 1'16.680 1.892
情報提供:Mooncraft
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.com) ***