2000年 全日本フォーミュラ・ニッポン選手権 第7戦 ツインリンクもてぎ 8月19日(土曜日) 公式予選 真夏のもてぎは曇り空。蒸し暑いとはいっても前回菅生よりはまだ過ごし易い。 午前中から決勝に向け、着々とクルマを煮詰めてきたチームが、予選1回目、 例によってピットレーンの先頭に並ぼうとした矢先、スロットルにトラブルが 発生。15分間ロスをしたものの、1分40秒台、18番手でスタート。残り7分に なってニュータイヤに履き替え、39秒フラットを出して14番手とした。結局予 選第1回目はこのまま終了したが、トップ差2.1秒にはシゲカズは大いに不満 で、まだまだいけると闘志満々。 2回目に向けて細かい調整が始まった。 予選2回目は無事スタートし、すぐにセッティングの変更。シゲカズは良い感 触を掴んでいるらしく、コメントも前向きのものが多い。残り20分ニュータイ ヤを装着して出ていく頃、トップグループは36秒台に入る。シゲカズもとりあ えず38秒台に入れて午前と同じ14番手とする。あと10分のところで再度ニュー タイヤに付け替えてアタックに入る。この時順位は一つ落として15番手。ア タック1周目で37秒台に入れたシゲカズは11番手になるが、それも目まぐるし く変わって12番手になってしまう。これが2回目の結果となるが総合結果は1分 37.723秒、13位。シゲカズ大健闘の結果だった。 由良監督:もてぎはテスト無しで臨むレースで、他チームに比べて準備不足は 否めなかったのですが、短時間の割に良い結果を出せたと思います。明日朝の フリー走行ですり合わせればレースはきちんとできると思います。期待してく ださい。 シゲカズ選手:走り出しから調子が良くなかったので、予選1回目2回目と色々 試してみました。トップ差1.4秒というのはまだまだで、少なくともシングル ポジションのグリッドを獲りたかったです。朝のフリー走行で課題の満タン セッティングを詰めることが出来れば、得意のスタートとあいまって良いレー スが出来るのではないかと思います。 情報提供:Mooncraft *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.com) ***