2000年 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン 第5戦 鈴鹿サーキット 7月1日(土曜日) 公式予選 今日朝の公式練習が、昨日の特別走行に比べてあまり成果が無かっただけにど うなるのか、しかも雨が30分後に降るかもしれないとの予報の中で公式予選第 1回が始まる。 開始1分前、全車の中で真っ先にエンジンを掛けてピット出口に並んだシゲカ ズは、予選開始後しばらくの間は58秒台。ポジションは朝と変わらない15~6番 手。しかしその間にセットアップは徐々に煮詰まり、タイヤを新品に交換して から57秒台、そして22周目には56.9秒。この時点でポジションは5位。その後 タイムアップするクルマが増えて順位は下がるが、終了8分前に再度ニュータ イヤを投入して30周目、このセッションでベストとなる56.736を記録する。こ の後33周目まで走るが、これ以上のタイムは出せずに公式予選第1回目を11位 で終えた。 公式予選2回目はスケジュール通り4時55分からスタートするが、天気予報とは 裏腹に強い西日が照りつける中で始まった。このため各車ともに1回目を上回 ることができない。気温はいったい何度まで上がったのか。とにかく暑い。 残り10分で兄寿一に抜かれてポジションを1つ落とすが、同時にシゲカズも ニュータイヤを装着。しかし、このコンディションの中ではタイムを上げるこ とはかなわず、結局12位で予選を終了した。 ちなみに、この予選2回目でタイムアップを果たしたドライバーは2人だけだっ た。 由良監督:セッティングにてこずり、最後まで曲がるようにはなってくれませ んでした。しかし、ノントラブルですべてのセッションを走ることができたの で、明日に繋がるでしょう。明日は暑いレースになるでしょうから、彼の体力 を生かしたレースで期待に応えることが出来ると思います。 シゲカズ選手:デフ・サスなどが開幕戦‐鈴鹿とは違うためにS字までのセッ ティングを合わせることが出来なかった。特にリアが安定するデフなので、曲 がりづらい。しかし、新設のショートカットは乗り易かった。なんとか、この パーツのメリットを生かして明日のレースをしたいと思う。 情報提供:Mooncraft *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.com) ***