Formula Nippon

FN_Rd5:鈴鹿FN決勝レポート

     フォーミュラ・ニッポン第5戦 鈴鹿サーキット
           7月2日 決勝

    虎之介強し!得意の独走パターンで今季4勝目!

 暑い、暑い、決勝日。スタンドではウチワが揺れ続けている。
 予選では、やはり#0高木が強かったが、伏兵#62柴原が5位に食い込むなど
の変化も見られた。これが今回のために用意された東スペシャルコースによる
ものなのかはわからないが、やはり抜き所はないに等しい。順位変動のポイン
トはスタートとタイヤ交換ということになりそうだ。それとも、この暑さがド
ラマを生み出すのだろうか?

 午後2時3分、猛暑の中スタートが切られた。#0高木トップキープ、#6クル
ム、#7野田と続く。
  #11立川と#14脇阪が絡んだらしく、#14クラッシュ。#11ストップ。

 1周目 #0-6-7-2-5-19-68-55-62-56……
       セーフティカーが入った。#5服部すかさずピットイン。
 3周目 #0高木、#6クルムなど上位陣は続々ピットイン。
       素早く動いた#5服部が実質のトップに立つことになった。
       ピットに戻ってきた#11立川は「ぶつけられた」と怒り心頭。
 6周目 #56-9-10-36-63-5-0-7-6-2-19-55-62-68-8-21-3-12
       上位5台はピットストップしていない。
 8周目 セーフティカーラン解除。再スタート。
10周目 #56-9-10-36-5-0-7-6-2-19-55-62-68-63-8-21-3-12
       #5服部は#0高木をリードしている。
12周目 ファステストはトップ#56脇阪。58秒923
15周目 S字で大クラッシュ。#62OSAMUだ。もんどりうって転倒しタイヤバリア
       の上に裏返しで乗り上げ止まった。しかし、ドライバーは無事だ。
       再度セーフティカーラン。
       #56脇阪、#10山西、#9ファーマン、ピットイン。
18周目 #5-0-7-6-2-19-55-62-68-9-10-56-8-21-12-3-36
22周目 セーフティカーラン解除。再スタート。残り49周。
24周目 1コーナー。再スタートでタイミングを計った。#0高木がアウトから
       トップに躍り出た。
25周目 前のクリアになった#0高木がやはり速い。#5服部に早くも2秒差。
30周目 #0-(3.2)-5-7-6-2-19-55-62-68-9-10-56-8-21-12-3-36
35周目 新コーナー進入でミスった#5服部のスピードが伸びず、1コーナーで
       #7野田が前に出る。
       #0-(7.0)-7-5-6-2-19-55-62-9-68-10-56-8-21-12-3-36
40周目 #0-(8.5)-7-5-6-2-19-55-62-9-68-10-56-8-21-12-3-36
       やはりミスを犯さない限り順位変動はない。レースは膠着状態だ。
41周目 #12ヴィエルチューク、トラブルらしくコースサイドに車を停めた。
45周目 #0-(9.9)-7-5-6-2-19-55-62-9-68-10-56-8-21-3-36
       パレードランは続く。期待は終盤タイヤとドライバーがタレることか…。
46周目 #55金石がスローダウン。ストレート、ピット側にマシンを止める。
       エンジントラブルのようだ。
48周目 #6クルムがペースの上がらない#5服部の前に出る。
50周目 #10山西に黒旗提示。ピット出口のシグナル無視のようだ。
       #0-(11.9)-7-6-5-2-19-62-9-68-10-56-8-21-3-36
52周目 #10山西ペナルティピットイン。10秒ストップ。
55周目 #62柴原が#9ファーマン、#56脇阪に相次いで抜かれる。
       #0-7-6-5-2-19-9-56-62-68-8-21-3-10-36
       #6クルムが#7野田を追いつめている
59周目 周回遅れとなった#10山西が、#7野田と#6クルムの間に入る。
60周目 #0-(15)-7-6-5-2-19-9-56-62-68-8-21-3-10-36
       #0高木のペースが落ちている。ナカジマレーシングのピットではタイ
       ヤ(フロント)が用意されている。ただ、万が一の準備のようだ。
64周目 #6クルムがS字で#7野田を攻めたてる。#7野田は辛そうだが、ストレー
       トスピードの高さをいかして必死で抑えている。
66周目 #0高木はペースを1分2秒台に落としている
70周目 #0-(10.8)-7-6-5-2-19-9-56-62-68-21-8-3-10-36
       #6クルムは#7野田を攻略できない。
Finish #0高木、ゆっくりとチェッカー。#7野田、#6クルムが続いた。

 またしてもレースは虎之介のものとなった。
 「終盤エンジンが息つきを起こしてヒヤヒヤものだった」と言うものの、
横綱レースで4勝目。手のつけようがない強さだ。
 2位に入った野田は体調不良でレースに臨んでいたため、かなり疲れた様
子。


■決勝暫定結果(TOP10)
P.-No.Driver------------Team-------------Car----------------Lap-
 1  0 高木虎之介        PIAA NAKAJIMA    REYNARD 2KL/ML308  72
 2  7 野田英樹          LeMans           REYNARD 99L/ML308  
 3  6 M.クルム          5ZIGEN           REYNARD 99L/ML308  
 4  5 服部尚貴          5ZIGEN           REYNARD 99L/ML308  
 5  2 松田次生          PIAA NAKAJIMA    REYNARD 99L/ML308  
 6 19 本山哲            IMPUL            REYNARD 99L/ML308  
 7  9 R.ファーマン      Morinaga NOVA    G FORCE GF03B/ML308
 8 56 脇阪寿一          ARTA             REYNARD 99L/ML308  
 9 62 柴原眞介          LEYJUN           REYNARD 2KL/ML308  
10 68 道上龍            DoCoMo DANDELION REYNARD 2KL/ML308  
              ・
              ・
              ・
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                    *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685@nifty.com) ***



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