Formula Nippon

FN:第9戦鈴鹿公式予選1回目 ここでも小暮が暫定ポール!

全日本選手権フォーミュラニッポン第9戦の公式予選1回目は、#56小暮卓史(ARTA)がコースレコードとなる1分42秒466を叩き出し、5戦連続ポール獲得に向けて幸先のいいスタートを切った。

061118_01a フォーミュラニッポンの2006シーズンもいよいよ最終戦。
公式予選日を迎えた鈴鹿サーキット上空は晴れ。11月も半ばを過ぎたこともあり、気温、路面温度はいずれも低め。
公式予選1回目は午前10時10分より45分間で行われた。

真っ先にコースインしたのはインギングの横溝直輝だったが、1周でピットへ。
横溝は昨日の合同テストでクラッシュし、左フロントサスとサイドポンツーンを破損したため、修復されたクルマのチェックを行った模様だ。
続いて道上龍、J.P.オリベイラの5ZIGEN勢、KONDOの荒がコースイン。5ZIGENの2台は計測せずにピットへ戻ったが荒はアタックに入り、1分46秒442を記録した。

5ZIGENの2台もすぐにコースに戻り、最初のアタックに取り掛かる。
道上は45秒816がこの時点でのベスト。
今回がフォーミュラニッポン初参戦となるオリベイラも45秒948、45秒382と着実にタイムを縮め、この時点で金曜のベストタイムを上回った。

予選開始から15分が経過した辺りから他のドライバーも徐々にコースに出始め、1セット目のアタックに取り掛かった。
前戦もてぎでチャンピオンを決めたブノワ・トレルイエは20分すぎにコースイン、まずは43秒823でこの時点での2番手につける。この時点でのトップは1分43秒631を出した土屋武士だ。
トレルイエのチームメイト、松田次生、本山哲らは25分過ぎあたりからコースに入り、松田が43秒448、本山は43秒148と相次いでトップタイムを更新していく。

しかし、本山がトップタイムを記録した直後、一番最後にコースインした小暮がいきなり42秒695を叩き出し、一気にトップに躍り出た。
小暮は2セット目のアタックでも42秒466と更にタイムを縮め、ここでも圧倒的な速さを見せつけている。
本山も最後のアタックで自己ベストを更新したものの、42秒850に留まり、2番手に終わった。トレルイエ、松田らも2セット目のアタックで42秒台に入るものの、いずれも小暮には及ばず3、4番手に終わった。
ARTAのもう一人、金石年弘は43秒256で6番手につけている。

公式予選2回目は午後3時15分より45分間で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR



トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース