Formula Nippon

FN:第9戦鈴鹿フリー走行 ポールシッターの小暮がトップタイム。カナーンは15番手

2007年全日本選手権フォーミュラニッポン第9戦の決勝前フリー走行は、#32小暮卓史(PIAA NAKAJIMA)がトップタイム。1分43秒256だった。
チームメイトのロイック・デュバルは3番手と、ナカジマ勢がここでも好調ぶりを見せつけた。

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2007年最終戦の決勝日を迎えた鈴鹿サーキットは快晴。しかし時折強風が吹きつける、 フォーミュラカーには厳しいコンディションとなった。
フリー走行は午前9時から30分間で行われた。

ポールシッターの小暮は開始10分でこのセッションのベストタイムを記録すると、その後はピットに留まり、 残り10分とチェッカー直前に44秒台で走行したのみ。タイトル争いに向けて準備は万端のようだ。

2番グリッドからスタートするデュバルも43秒564と、4位のブノワ・トレルイエにコンマ5秒の差をつけている。
3番手スタートの本山はトレルイエから0.035秒差の5位。
ナカジマ勢とインパル勢の差が何を意味するのかは、現時点では不明だが、2ストップやハーフタンクでのスタートなど、 何度も思い切った作戦を採ってきたPIAAナカジマが、ここでも何かをやってくる可能性は否定できないだろう。

また、残り時間7分で2番手タイムを出してきた、ビルドハイムの動きにも目が離せない。
一方、ランキング3位の松田次生は9番手と、ここでも苦戦している。

注目のカナーンは15番手。決勝では得意のロケットスタートが見られるのかにも注目したいところだ。

第9戦決勝は午後1時45分スタート。ピットストップ1回以上が求められる51周の戦いだ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum



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