Formula Nippon

FN:第7戦富士決勝第1レース記者会見

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優勝 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO RACING)
 「ウォームアップのとき、クルマのバランスは理想に近い状態でしたが、走っているうちに若干オーバーステアになってきました。序盤は2位以下をいい感じで引き離すことができましたが、ロイック(・デュバル)が、バトルしている松田選手と小暮選手を抜いて2位に上がってきた残り10周くらいは、彼のペースがすごく良かったので、追いつかれないように車の能力を最大限発揮しなければいけませんでした」
決勝2位 ロイック・デュバル(PIAA NAKAJIMA RACING)
 「1コーナーまでに2台抜いて、さらに2コーナーまでにもう2台抜いて、いい感じでレースを進めることができました。チームもここ数戦、いいクルマに仕上げてくれているので競争力も高くなっています。10位スタートでJP(オリベイラ)にコンマ4秒差の2位になれたので、それを考えると昨日の予選の失敗は残念でした。6位とかそれ以上なら、レースを勝てたかもしれません」
決勝3位 小暮卓史(PIAA NAKAJIMA RACING)
 「スタートがよくてオリベイラ選手に並ぶところまで行けましたが、前半フロントのグリップ不足で、アンダーステアになりペースを上げられませんでした。なんとかポジションをキープしたかったんですが、松田選手に1周目に抜かれ、ロイックにも抜かれて厳しいレースになってしまいました。後半徐々にタイヤがたれてきてクルマのバランスがよくなったのでペースを上げることができ、周回数が少ないのでトップ2台に追いつくまでは至りませんでしたが、松田選手とアンドレ(・ロッテラー)選手を抜き返すことができました」
優勝チーム監督 近藤真彦(KONDO RACING)
 「昨年からフォーミュラ・ニッポンに参戦し、初優勝なので嬉しく思います。去年は自社のファクトリーを建て、レースを理解することや、一昨年からのエンジニア、メカニックも半分以上入れ替えて、新たなチャレンジを始めました。いつこういう日が来てもおかしくないと思っていましたが、なかなかフォーミュラ・ニッポンで勝つのは難しくてギアが空回りする状況が続いていました。今日は全てのギアがあったということです。コンピュータや機械なども動かしていますが、最終的には人の力が大きいんだというのを実感しました」

まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI



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