Formula Nippon

FN:第6戦もてぎフリー走行1回目 ロイック・デュバル(ナカジマ)が2位以下を1秒近くちぎってトップタイム!

 フォーミュラ・ニッポン第6戦が8日、ツインリンクもてぎで開幕。午前中フリー走行1回目が行われ、ナカジマレーシングのロイック・デュバルが2位の同僚小暮卓史を1秒以上引き離す走りでトップタイムをマークした。

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 ツインリンクもてぎは早朝から雨模様。霧雨が降っていたが、フリー走行1回目開始の10時20分までにはやみ、ほぼドライのコンディションでセッションが始まった。

 フリー走行開始15分過ぎ、ほぼ全車がコースインした時点でトップタイムを記録したのは石浦宏明(ルマン)で1分35秒923。2位には塚越広大(HFDP)、3位に立川祐路(セルモ/インギング)、4位大嶋和也(トムス)、5位国本京祐(ルマン)、6位平手晃平(インパル)と若手が上位に顔を出してきた。

 開始20分過ぎ、V字コーナー付近で雨が落ち始めた。10時36分、ウェット宣言が出されたが、コースはほぼドライコンディション。各車、前戦の鈴鹿で使ったスリックのユーズドタイヤを履いてフリー走行を継続中。

 一部路面が濡れている部分があるため、30分を経過してもトップは石浦のまま。しかし、雨もやみ小暮が1分35秒809でついにトップを逆転。さらにデュバルが1分35秒718をタイムを更新してトップに立つと次の周に35秒693とさらにタイムを縮めた。

 フリー走行残り5分。各車ニュータイヤに履き替え午後の予選シミュレーションが始まる。塚越が各セクターでベストタイムを更新し、1分35秒570とここでトップに立った。

 しかし、塚越のトップも一瞬。小暮が1分35秒347で再びトップに立った。しかし、これで終わらない。デュバルが素晴らしいスピードで各セクターでタイムを更新。タイムは1分34秒439。なんと2位に落ちた小暮を1秒近くちぎって見せた。

 これで今回もナカジマレーシングが1-2。序盤トップタイムだった石浦も最後に1分35秒506をたたき出し3位に上がってきた。4位塚越、5位松田次生(インパル)、6位立川と続いた。

スターティンググリッドを決めるノックアウト予選は14時20分より行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA


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