Formula Nippon

FN:第5戦鈴鹿フリー走行 小暮がダントツのトップタイム

全日本選手権フォーミュラニッポン第5戦の決勝前フリー走行は、小暮卓史(PIAAナカジマ)がトップタイムを記録した。 タイムは1分45秒699
2番手には同じPIAAナカジマのロイック・デュバルが46秒335で続き、この2台が3位以下をコンマ5秒以上突き放す結果となった。

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決勝日を迎えた鈴鹿サーキットは曇り。午後からは晴れる予報で、雨の心配はないものの、蒸し暑い一日となりそうだ。
フリー走行は午前8時30分より30分間で行われた。

本山を先頭に各車一斉にコースに飛び出していくが、なんと2番手スタートのブノワ・ トレルイエがアウトラップでマシントラブルによりストップしてしまう。場所はヘアピン先の通称「松っちゃんコーナー」だ。
トレルイエはそのままクルマを降りてしまった。

また、セッション半ばには荒聖治もデグナーでクラッシュバリアに突っ込み、走行を終えることとなった。

一方、このセッションでトップとなった小暮は、3周目には早くもベストタイムとなる45秒699を出したうえ、 その後も46秒後半から47秒前半のタイムをコンスタントに記録した。
チームメイトのデュバルもハイペースで周回を重ねる。
ナカジマ勢以外ではINGINGの横溝直輝が終了間際に46秒919を出したほかは軒並み47秒台の走行だ。
ポールシッターの松田次生もここでは47秒873で9番手に留まった。

第5戦の決勝レース距離は、4月開催の第2戦鈴鹿2&4と同様の250kmであり、 殆どのドライバーが今回もノーピットを選択するものと思われるが、フリー走行でのペースの違いを見る限り、 小暮の1ストップの可能性が俄然現実味を帯びてきた。

注目の決勝レースは午後2時30分より、43周で戦われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum



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