Formula Nippon

FN:第4戦富士フリー走行2回目 平手セッティングどんぴしゃ!

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6月28日、決勝日。富士スピードウェイ上空は朝から雲に覆われている。予報では午後から雨とのことで、決勝のコンディションが気になるところだ。

午前9時20分から始まったフリー走行では、各チーム、決勝セッティングを確認することになるが、注目は昨日の記者会見で「新たなセッティングを試す」と言っていた#20平手。ここで好調ナカジマレーシングを上回るタイムが出せれば、決勝は大いに期待できる。

30分という限られた時間を有効に使おうと、真っ先にコースに飛び出していったのは優勝を狙う予選2位の#8石浦と予選3位の#20平手。石浦は初優勝を、平手は2勝目をもぎ取るために気合い十分だ。
注目の#20平手は開始早々、1'26.853、1'26.738というタイムを立て続けにマークして、ラップボードのトップに名を刻む。どうやら思惑どおりのセッティングを見つけたようだ。
一方、昨日「決勝は自信がある」と言っていた#8石浦は、誰よりも多く17周を走ったものの、1'27.908と28秒を切るのがやっと。このままでは苦しい戦いを強いられそうだ。

予選で痛恨のスピンを喫し6位に沈んだ#32小暮は、早々に1'27.077をマークして速さに衰えはないことを証明した。決勝ではスタートさえ決めれば、表彰台は堅いところだ。

結局、朝のフリー走行は、#20平手、#1松田、#37大嶋、#32小暮、#36ロッテラー、#31デュバルの順で終了。天候を気にして、空を見上げる各チームスタッフの姿が目についた。

Text: Shigeru KITAMICHI / Photo: Motorsports Forum


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