Formula Nippon

FN:第3戦富士決勝 上位3人と優勝監督のコメント

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優勝 アンドレ・ロッテラー(トムス)
fn_r03_r_pc_lotterer  「スタートはまぁまぁでした。JPが速かったので離されないようについていって、プッシュ・トゥ・パスで前に出ました。クルマの状態はよかったので、序盤でギャップを広げようとハードにプッシュしました。セクター3のタイムがよくなかった分はセクター1、2でカバーするようにして。公判辛くなるかと思いましたが最後までペースを保てました。チームのストラテジーもよかったようで、最初のピットストップを終えた時点でコウヘイを後ろにとどめておくことができました。大変なレースでした。しかも暑かった」
決勝2位 平手晃平(インパル)
fn_r03_r_pc_hirate  「フリー走行まではクルマがうまく仕上がったと思っていましたが、朝の予選では気温が低かったことに助けられてか、周囲のクルマが速くなっていました。僕はQ3でタイムをまとめることができず、ポーエルを取れませんでした。スタートで一貴がストールしかかっていたので、これを避けてアンドレについていきました。途中JPに何かあったようで無線で『ロッテラーと一騎打ちになるから頑張って』といわれ、追いかけました。今年に入ってからトムスのクルマがずっと好調ですが、今回僕らは去年のデータに頼りすぎたと思います。最後までアンドレを追い詰めることができず、逆に離されてしまいました。もっとレースセットでギャップを詰めていかないといけませんね。これ以上緑の車に逃げられるわけにはいかないんで」
決勝3位 中嶋一貴(トムス)
fn_r03_r_pc_nakajima  「スタートを失敗したのが一番の誤算でした。そこからは戦略を使って3位に戻すレースになり、20週以上もJPを後ろに従えて走ることになりました。そんな中でもきっちり自分のペースでは知れたと思いますし、タイムもトップと遜色なかったはずです。今日はスタートで失敗したのが全てでした。それでもポイントを獲り続けられていることは良かったです。JPには自分がミスさえしなければ抜かれないと思って走っていました」
優勝チーム監督 館信秀(トムス)
fn_r03_r_pc_tachi  「まさかウチのチームが開幕から3連勝できるなんて思っても見ませんでした。JAFグランプリから数えても全勝だそうで非常に驚いています。予選ではアンドレが出て行くときにギヤがかんでしまって、すぐにコースに出られなかったんですが、あれがなかったらポールだって獲れてたかもしれませんからね(笑) こんなに上手くいった週末はありませんよ。今日は一貴も予選が良かったので、作戦面でもいろんな選択肢の中で一番いい戦略が取れました。アンドレはハードスケジュールの中での優勝ということで、メンタル面でもフィジカル面でも素晴らしいドライバーだと思います」
Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI


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