Formula Nippon

FN:第3戦もてぎフリー走行2回目 立川祐路がトップタイム! PPの松田次生はなんと18位!

 25日、ツインリンクもてぎで決勝を睨んでのフリー走行が小雨の降るなか行われた。2度の赤旗が提示され、コースアウトするマシンが続出する荒れた展開となり、立川祐路(CERUMO/INGING)が1分52秒908でトップタイムをマークした。

 フリー走行は8時10分に予定通り開始された。路面は完全にウエットだが、雨は強くはない。

 開始序盤で好調なのは、昨日のノックアウト予選Q2でガス欠のためストップしてしまった横溝直輝(KONDO)。しかし、トップタイムをマークしたところで、金石年弘(5ZIGEN)が4コーナー立ち上がりでスピン、コース上に止まったため赤旗が提示された。

 フリー走行再開後も横溝はさらにタイムを1分53秒207まで縮める。2位にはロベルト・ストレイト(CERUMO/INGING)で1分53秒376。3位にはロニー・クインタレッリ(CERUMO/INIGNG)が1分53秒406でつけている。

 しかし、このCERUMO/INGINGの2台を上回る1分53秒224のタイムを出し、2位に上がってきたのがジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO)。この時点でKONDO RACINGが1-2だ。

 終了7分前、このフリー走行で好調なCERUMO/INGING勢の3人目、立川祐路(CERUMO/INGING)が、1分53秒126を叩き出しトップを奪うと、さらに次の周そのタイムを1分52秒908まで縮めた。横溝も最後にペースアップして、各セッションでベストタイムをマークしながら最終セクションに向かう。しかし、最終コーナーで井出有治(ARTA)がスピンして止まったため2度目の赤旗が提示されてしまった。横溝はタイムアップならず。残り時間が少ないためフリー走行はこの時点で終了した。

 このフリー走行ではコースアウトするマシンが続出。そのなかにはなんとポールシッターの松田次生(IMPUL)も。結局、松田は1分55秒953でトップから3秒以上遅れの18位という不本意な順位でフリー走行を終えることになってしまった。

 予選2位の小暮卓史(NAKAJIMA)は、1回目の赤旗再開後に1'53.346を出し4位とまずまずの仕上がりのようだ。

 フリー走行終了後、雨は止んだ。午後からは曇りの予想もあり、決勝のコンディションがレース結果を大きく左右しそうだ。決勝レースは14時30分より52周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI



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