Formula Nippon

FN第2戦鈴鹿フリー走行 トップは平中

2006全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第2戦の決勝前フリー走行が4月15日、快晴の鈴鹿サーキットで行われた。
トップタイムは#41平中克幸(DoCoMo DANDELION)。タイムは1分49秒477だった。
2番手には#31ロイック・デュバル(PIAA NAKAJIMA)、3番手は#55金石年弘(ARTA)だった。

0416_hiranakas 昨日降り続いた雨も朝には止み、決勝日を迎えた鈴鹿サーキットは時折青空の覗く好天に恵まれた。
気温は13℃、路面温度は16℃

午前8時40分、決勝前のフリー走行が始まった。
晴れたとはいえ、未だ路面は大部分が濡れており、片岡龍也を除く全車がウェットタイヤで走行を開始する。

開始8分、道上龍がスリックに交換。
まだ時折水しぶきの上がるコンディション故、ラップタイムはブノワ・トレルイエの2分2秒093を筆頭に7番手の金石年弘までが2分2秒台だ。

残り18分、ロイック・デュバルが2分00秒888でトップに。
続いて平中克幸も2分1秒821とタイムを縮めて2番手に。
更に続いて高木虎之介が2分1秒606、ビヨン・ビルドハイムが1秒168と次々にタイムアップしてきて2番手が入れ替わる。

残り15分を切ったところでビルドハイムが最初に2分を切ってきた。1分59秒852。
既にスリックで走行している道上も2分0秒193にタイムアップ。

残り時間は14分を切った。そろそろスリックタイヤへの交換時期に入ったようだ。
ここで遂に本山もスリックを投入してきた。
ウェットタイヤで走っていたドライバーはこのあたりから次々にピットイン。

残り10分を切ったところでスリックタイヤのロニー・クインタレッリが1分56秒415でトップに立つ。トレルイエが1分58秒199でそれに続く。
高木虎之介が57秒183で2番手に。それを更に小暮卓史が57秒137で上回る。
トップのクインタレッリは更に1分52秒550までタイムを短縮してきた。
2番手の高木も54秒408まで短縮している。

残り5分を切ったところでデュバルが52秒886で2番手に立つが、その直後に高木虎之介が1分52秒513でトップに立った。

この頃にはもう、レコードライン上は完全にドライ。
残り時間は少ないが、まだまだタイムは短縮されていく。
残り2分を切ったところで片岡が1分52秒259。
しかしデュバル50秒186、高木51秒241、松田次生51.295、平中51秒745と次々にタイムを更新してきた。

ここでチェッカー。
このチェッカーラップで平中が1分49秒477を出して最後の最後にトップに立った。
以下デュバルが49秒565、金石49秒840、高木50秒476と各車最後までタイムを更新しながらフリー走行を終えた。

フォーミュラ・ニッポン第2戦決勝は今日午後2時30分より、51周で戦われる。

TEXT : Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR



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