JRP(日本レースプロモーション)は2000年フォーミュラ・ニッポンシリ
ーズにおいて、かねてから計画されていた以下の試みを行うことを正式に発表
した。
1.史上最高額のドライバー賞金を設定
従来のチーム賞金に加え、ドライバー賞金を設定。賞金額は1ポイントに
つき50万円。ただし、シリーズチャンピオンは1ポイントにつき100万円が授
与される。
よって、全戦優勝でチャンピオンに輝いた場合は、総額1億円となる。
2.日本のフォーミュラレース史上初のタイヤ交換、ワンストップルール導入
決勝レース中(トップがレース距離の75%から3周を差し引いた周回を終
了するまで)に1回のタイヤ交換(4本)が義務づけられ、これを行わない
場合は失格となる。
・ウェットタイヤについては義務づけなし
・赤旗によるレース中断時のタイヤ交換は、義務づけられた交換には該当せず
・大会期間中1台あたりの使用タイヤ(溝なし)は最大4セット(前後輪と
も8本)とし、マーキングする。
・タイヤ交換人員は、1台あたり最大15名
このルール導入により、供給元のブリヂストンは99年仕様に比べグリップ
力の高いタイヤを供給。これによりラップタイムの向上、フレッシュタイヤ
交換時のパッシングシーンの増加が見込まれる。
3.アジア交流プロジェクトの推進
プロジェクト第一弾として、「チーム・マレーシア」アレックス・ユーン
選手が参戦。
また、中国での放送枠の確保なども並行して行われ、アジアからの関心度
は高まることが期待される。
情報提供:日本レースプロモーション(JRP)
** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(sdi00685@nifty.com) **
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