Formula Nippon

FN:第1戦富士公式予選 平手初のポール獲得!2番手は今年も伊沢

2009全日本選手権フォーミュラニッポン第1戦富士の公式予選は昨年に続いてノックアウト方式で行われ、 #20平手晃平(ahead TEAM IMPUL)が見事参戦2年目にして初のポールポジションを獲得した。
2番手には#41伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がつけ、 昨年の第1戦以来のフロントローから明日の決勝に臨む。

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午後1時45分、公式予選Q1が開始された。
参加台数が13台に減少したことにより、Q2、に進出できる台数は11台とされた。Q3は昨年同様8台で行われる。

最初にコースインしたのは#8国本京佑、続いて#48立川祐路がコースイン。
午前中のフリー走行でタイムの出なかった立川と、少しでもクルマに慣れておきたいルーキー勢が開始早々から精力的に周回を重ねる一方で、 そのほかのドライバーは昨年同様ガレージでじっとタイミングをうかがい、 残り5分あまりとなったところで漸く本格的なタイムアタック合戦が開始された。

ここでトップタイムを記録したのは伊沢。1分24秒856といち早く1分24秒台にタイムを入れると、 そのまま24秒742までタイムを縮めて走行を終えた。結局Q1で24秒台を記録したのはこの伊沢のみ。
2番手には25秒022で平手がつけ、以下、トレルイエ、松田とインパル勢が2-3-4番手を占めて5番手にデュバルという結果になり、 朝からタイムの伸び悩んでいる立川と、ルーキーの大嶋和也がここで姿を消すことになった。

10分間のインターバルの後に行われたQ2も、残り6分からアタック合戦が繰り広げられ、 ここではディフェンディングチャンピオンの#1松田次生が1分24秒697でトップに。
2番手に平手、3番手にデュバルが続き、Q1トップの伊沢は7番手、Q1で3番手のトレルイエは8位とぎりぎりでQ3に生き残った。
ここで姿を消したのは国本、ライアン、塚越。これでルーキーは全員が予選を終えることとなった。

ところがそのトップの松田はブレーキに問題を抱えており、Q3までのインターバルで急遽調整作業に入ることになってしまった。
これに手間取った松田はQ3開始5分過ぎまでピットを出ることが出来ず、 結局アタックの機会を逸して明日の決勝を8番グリッドからスタートすることになってしまった。

一方、Q1、Q2と連続して2番手につけていた平手はQ3で更にタイムを伸ばし、チェッカー直前に1分24秒653を叩き出して、 見事フォーミュラニッポンで初のポールポジションを獲得した。2番手はQ1トップの伊沢。1分24秒692と、 平手に僅か100分の4秒差につけ、明日の決勝を昨年のデビュー戦同様フロントローからスタートする。
3番手にはQ2をぎりぎりで切り抜けたトレルイエがつけ、ベテランの面目を保った。

第1戦決勝は明日午後2時30分より、55周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum



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