Formula Nippon

FN第1戦もてぎ予選1回目 インパル勢が上位4台中3台を占める!

050402_8全日本選手権フォーミュラニッポンの公式予選1回目が、4月2日ツインリンクもてぎにて午前11時より45分間で行われ、#20 井出有治(mobilecast IMPUL)が1分35秒221を叩き出して暫定ポールを獲得した。
2位には#23 本山哲(arting IMPUL)が1分35秒242で続き、3位は#ディフェンディングチャンピオンの#1リチャード・ライアン(DoCoMo DANDELION)、4位に#19 ブノワ・トレルイエ(mobilecast IMPUL)と、上位3台をインパル勢が占めることとなった

先週のスーパーGTに続いて国内最高峰フォーミュラもいよいよ開幕した。
今シーズンも本山哲のインパル復帰や全日本F3からステップアップする山本左近、ユーロF3からステップアップの平中克幸、新外国人のヤレック・ヤニスなど、シートを巡る話題には事欠かないが、なんといっても注目は昨年までインディカーシリーズを戦っていた高木虎之介の国内復帰であろう。
10戦中8勝を記録した2000シーズンの再現は果たしてあるのだろうか。
また、今回は昨年の東日本F4王者にしてGTやスーパー耐久でも活躍する加藤正将も直前になって参戦を決め、フルシーズン参戦に向けての戦いに挑む。
その#27加藤、#3山本、#4ヤレック・ヤニスらはセッション開始直後から積極的に周回を重ねる。
続いて#31アンドレ・ロッテラーがコースイン。さらには#7片岡龍也、#2服部尚貴、#12高木虎之介らもコースに飛び出していき、開始15分経過時点でほぼ全車が走行を開始したが、ディフェンディングチャンピオンの#1リチャード・ライアンは未だガレージに留まったままだ。
19分経過時点で#4ヤニスがダウンヒルストレートでスローダウン。セカンドアンダーブリッヂをくぐり、ビクトリーコーナーに向かう途中でクルマを止めてしまい、これを排除するために赤旗が提示された。
この時点でのトップは#2服部で1分35秒673。続いて36秒407で#31ロッテラーが2位、3位は#5松田で36秒609。注目の#12高木は1分36秒795で5位、#23本山は10位だが、46秒409とまだ本格的なアタックには入っていない。 セッションはすぐに再開され、各車一斉にコースイン。チャンピオンのライアンも走行を開始したが、一方で#32小暮卓史はまだガレージに留まったままだ。
残り20分を切ったところで#19ブノワ・トレルイエが35秒台に突入して2位に入ってきた。 更に#23本山が35秒539で一気にトップに躍り出ると、#20井出有治も35秒618とトレルイエのタイムを上回ってきた。
残り時間が8分を切ったところでニュータイヤを装着した#32小暮がコースイン。他のドライバーも次々にニュータイヤを投入してコースに戻っていく。
タイムアタック合戦もいよいよ佳境を迎えたようだ。
最後にニュータイヤを投入した#23本山が最終コーナーでダートにはみ出しながらも35秒242と自身のタイムを更新するものの、直後に#20井出が最終区間で本山のタイムを上回って35秒221でトップに躍り出た。更に#19トレルイエが3番手タイムを叩き出し、一時はインパル勢が1-2-3状態となるも、最後の最後に#1ライアンがこれに割って入り、暫定3番手を獲得、ここでチェッカーが出され、予選1回目が終了した。


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