Formula Nippon

FN:第1戦富士フリー走行1回目 トップタイムは松田、2番手は平手。インパル勢の1-2

2009全日本選手権フォーミュラニッポン第1戦富士のフリー走行1回目は、チャンピオンの#1松田次生(LAWSON TEAM IMPUL)が1分25秒611でトップ。2番手には#20平手晃平(ahead TEAM IMPUL)がつけ、 2009年最初のセッションはインパル勢の1-2となった。

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シャシー、エンジンを一新して開幕したフォーミュラニッポンの2009シーズン。
今シーズンデビューするルーキーは、ユーロF3から大嶋和也、塚越広大の二名、 そして昨年のマカオGPを見事制した国本京佑も全日本F3からのステップアップを果たした。
その初戦、富士ラウンドのフリー走行1回目は、4月4日午前9時30分より、60分間で行われた。

先月の富士テストが雪によって消化不良に終わったうえ、今年からフォーミュラニッポンでもGT同様に金曜日の走行を取りやめ、 2デー開催となったため、各チームとも未だ充分なデータ収集が出来ていない状況だ。 それゆえこの最初のセッションでは1周でも多く走行を重ねるものと思われたが、 ルーキーの3人と今季から1台体勢となったセルモの立川以外は開始20分過ぎまでピットガレージで待機という、いつもどおりの展開となった。

そんな中、いちはやく1分25秒台を叩き出してトップに躍り出たのは昨年1勝を挙げてルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した平手だ。 タイムは1分25秒679。
開始30分を経過して漸くコースに出てきた同じインパルの松田、#20ブノワ・トレルイエらも最初のアタックでいきなり1分25秒台を出し、 1分25秒818の松田が2番手、トレルイエは25秒851で3番手につける。

そこに#36アンドレ・ロッテラーが1分25秒837、25秒809とタイムを刻んで2番手に割って入った。

松田は残り10分で1分25秒611までタイムを短縮。結局これがこのセッションのトップタイムとなり、 2番手の平手とともにチームインパルが1-2という結果に。
更に上位5台をトヨタエンジンユーザーが占め、ホンダ勢トップは#31ロイック・デュバルの6番手が最高と、 ここではハッキリと明暗が分かれた格好だ。

第1戦の公式予選はこのあと午後1時45分より、ノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum



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