Formula Nippon

FN 第10戦 記者会見コメント

 FN第10戦記者会見コメント

# 1 影山 正美
「良いクルマをつくってくれたチームとスポンサーに感謝します。勝てると思
わなかったので、2位かなと思いながらプッシュし続けました。本山選手のト
ラブルは気の毒ですが、(今年は)鈴鹿に影山の名が全レースに残って幸せで
す。2位に上がって充分と言うより現実を見たら、予選8位から2位までプッ
シュしてタイム差を縮めたということで、あきらめてはいなかったんです。
(本山選手のアクシデントを見た時は)黄旗が出ていてオフィシャルが走って
いって『誰かが飛んだんだな』と思いました。トップとわかったのは、シケイ
ンの立ち上がりで無線で知りました。『トップだから大事に行けよ』と言われ
ました。でも、『ファーステストは』と聞いても応えてくれなかった(笑い)。
守っちゃうとリズムが狂っちゃうんで自分なりに攻めて走りました。ファース
テストは大事に行って取れたものです。'98年は兄弟で制した鈴鹿ですが、プレ
ートが並んでるようなものが見れたらいいなと思います。親孝行できたかなと
思います。(フォンタナ選手抜くのには)予選で前にいなければいけないです
よね。きついのはいろいろ知っていました。シケインで2度目にチャレンジし
た時にアウト側から行きました。かぶせたらフロントと彼のリアが当たったみ
たいで、2台並んで押しだそうとされたんで大回りに避けたら今度は、ボクの
リアと彼の翼端板か何かが当たったようでした」

「(シリーズ2位については)前半の結果が富士でのリタイヤとか、開幕戦の
2位からSUGO前までいまいち良くなかったんで、本山君との差がついたと
思います。SUGOでの勝ちは、自分の方に流れが来ていたと思いますが全て
は、スタートダッシュが決まらなかったというか前半が原因だと思います。シ
リーズ2位は、まあ、気持ち的には全レース目一杯いってたんで悔いは残って
いないですね。GTオールスター戦の後味が悪いレースで終わらず、最高のオ
フを迎えられると思います」

#56 脇坂 寿一
「フリー走行でタイヤを傷めてしまってウォームアップがオーバーステア気味
でした。ラスト10周ぐらいで調子が良くなっったんですが、踏んでいくとオー
バーという傾向はありました。スタートでミスしたけど表彰台乗れましたから。
2位という結果ですが、自分のなかでは3位ですね。シーズンオフはこれで気
分的にラクになるかなと思います」

#14 道上 龍
「土曜からそこそこ安定していました。予選も前のほうでSSにも出れるなと
確信していました。レースセッティングも朝の段階でそこそこになりましたが、
レース中盤はアンダーオーバーが出ました。途中でミスもあって寿一君に抜か
れたりしましたが、結果的に表彰台に上がれたんで良かったかなと思っていま
す。スタートは気持ちが焦ってホイールスピンしてしまいました」

# 8 本山 哲 
「シーズン初めは出れるか出れないかもわからず、テストも本で見ていました。
第2戦で初優勝できて、2連勝できてこうなったらチャンピオンねらおうと思
いました。この2週間は気持ち的にはシーズンオフでしたが、レースが近づく
とできればまた勝ちたいと思っていましたし、さすがと思われるように頑張り
たいと思っていました。精一杯やったつもりです。130Rはハンドルを切っ
たところでスカスカになってエアが入ったみたいな感じでした。タイヤがまっ
すぐ行ってしまって減速もできずでした。怪我は今のところ大丈夫です。来期
はF1にすごく行きたいという気持ちです。まだ、わからないですが…」

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***JCG00146  竹下 恵一郎//KEIICHIRO TAKESHITA***


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