Formula Nippon

FN:第5戦もてぎ決勝記者会見 トップ3のドライバーと優勝チーム監督のコメント

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優勝 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)
 「スムーズな1日でした。朝、フルタンクでのコンディションのチェックをしましたがバランスは良かったです。決勝までにいくつかマイナーチェンジをし、8分間のウォームアップもプッシュして雰囲気をつかみました。スタートはシグナルが変わった瞬間の反応が遅くて、完璧とはいえませんでしたが、1コーナーで松田選手の前に出れたのがよかったです。そのあとはいいペースでマージンを作れました。レース前から体力作りをしてるので体力的には厳しくなかったですが、右足で両方のペダルを踏んでいるので2スティント目が熱くて痛かったです。最後の20ラップはブレーキを軽く踏んで、我慢のレースでした」
決勝2位 アンドレ・ロッテラー(トムス)
 「暑かったです。朝はみなさんと同じようにフルタンクでテストしました。スタートはホイールスピンをさせて失敗でしたね。序盤は一貴選手をパスし4位をキープしました。前を走る塚越選手は、ダウンフォースが無くなるのでスリップストリームで追い越せず、ウィングがないみたいでした。ピットインしてニュータイヤに変えたら良いペースで走れました。2位になったのはうれしく思っています」
決勝3位 塚越広大(ダンディライアン)
 「昨日はベストじゃ無かったので、朝はガソリンを積んだ状態でセットを考えました。スタートが良くて3位に上がり、3位をキープするのをがんばって走りました。重いときのペースが悪くて追いかけられ、ピットのタイミングで逆転されましたが、自分ではベストを尽くしたと思っています。松田選手のトラブルで順位が上がったのは良かったですが、まだ負けている部分もあります。フロントウィングはスタート後の3コーナーで松田選手の左リアに当たって壊れましたが、レースに影響はありませんでした」
優勝チーム監督 星野一義(インパル)
 「ここに来る前にドライバーとミーティングをして勝てるクルマにしたいと、工場に足を運びながらセットアップしました。暑い中でドライバーは大変だと思いましたが、満タンでもロングでもすべて計画通りにすすみました。オリベイラ選手と松田選手のデータをいいとこ取りしました。こんなに人間関係がうまくいくチームを作れたのを誇りに思っています。松田選手は運に見放されましたね。機械的なものか人為的なものかは分かりませんが俺の責任だからと謝りました」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI


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