Formula Nippon

FN:第7戦鈴鹿決勝レース1 #40伊沢が今季2勝目を挙げ、#41塚越と同ポイントでランキング首位に立つ!

全日本選手権フォーミュラニッポン第7戦の決勝レース1が11月4日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、予選2番手からスタートした#40伊沢拓也(DoCoMo DANDELION)がスタートでトップに立ち、そのまま20周を逃げ切って今季2勝目を挙げた。
2位にはポールシッターの#20松田次生(TEAM IMPUL)が入り、#41塚越広大(DoCoMo DANDELION)が3位につけた。

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決勝日を迎えた鈴鹿サーキットは朝から快晴。絶好のレース日和のもと、レース1決勝は午前10時20分にスタートした。周回数20の超スプリントだ。
ところが前回のSUGOに続いてスポット参戦を果たした注目の#15佐藤琢磨がフォーメーションラップ開始の際にエンジンストール。隊列に加わることが出来ずに最後尾に後退してしまう。

スタートでトップに立ったのは予選2番手の#40伊沢。ポールポジションの#20松田が2番手、#41塚越が3番手で1コーナーを通過した。
前回のSUGOで念願の初優勝を達成した伊沢は序盤から一気に後続を突き放しに掛かり、最初の10周で松田に4秒の差を付けると、そのリードを最後までキープして20周を走り切り、今季通算2勝目を挙げ、シリーズポイントを40に伸ばした。
チームメイトの塚越もこのレースを3位で終えたことで3ポイントを獲得。合計40で伊沢に並ぶ。

一方ここまでポイントリーダーだった#2中嶋一貴はこのレース12位とノーポイントに終わったため、38ポイントのままランキング3位に後退することになった。
ここまで33ポイントだった#1アンドレ・ロッテラーは5位2ポイントを獲得して35ポイント、#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラは4位2.5ポイントを追加して34.5ポイントと上位5人が5.5ポイントという僅差で最後のレース2に臨むこととなり、タイトルの行方は更に分からなくなってきた。

第7戦決勝レース2はこのあと午後2時30分より28周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


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