Formula Challenge Japan

FCJ:第4戦もてぎ決勝 高星明誠が参戦3年目にして初勝利 (JRP)

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 フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)の第4戦決勝が5月13日、栃木県のツインリンクもてぎで行われた。第4戦決勝はこの日最初のレースとして8時15分より18周で行われた。

 前日のレースに続いてポールポジションからスタートすることになった#12高星明誠は、昨日の第3戦ではグリップの高い路面の影響でエンジンストール気味になり、3番手スタートの#4平川亮の先行を許したが、この日は綺麗にスタートを決めてトップに立った。

 その後ろでは#3篠谷大幹と#4平川が並走状態で1コーナーに進入、ここでは#3篠谷に軍配が上がった。

 #4平川は3コーナーから5コーナーにかけて後続のドライバーとポジションを争う状況になり、結果5コーナーでオーバーランをしたために一時5位まで後退してしまった。前のクルマのミスに乗じてすぐに1つ順位を挽回した#4平川だったが、4位を走行する#1川端伸太朗の攻略に手間取り、8周目のS字でようやく前に出たときには、2位#3篠谷との差は3秒弱にまで開いてしまっていた。

 その#3篠谷もレースウィークに入ってからブレーキングに違和感を覚えており、トップを走行する#12高星にじりじりと引き離されてしまう。

 そのトップの#12高星は予選をも上回るハイペースで周回を重ね、レース後半にはコンスタントに1分52秒台のラップタイムを記録、12周目には昨日更新したばかりのコースレコードをも上回る1'52.796を叩き出し、最後は2位#3篠谷に5.5秒もの大差を付けて18周を走りきり、FCJ参戦3年目にして念願の初勝利を手にした。

 2位にはこれも参戦2年目で初表彰台となる#3篠谷大幹がつけ、ここまで3連勝だった#4平川は3位に入った。

優勝:高星明誠(東京中日スポーツ賞受賞)
 今日のポイントはスタートでした。スタートを決めて1位で1コーナーに入れれば絶対勝てると思っていました。この流れを次の富士まで続けて、1勝だけじゃなく何勝もしてチャンピオンをとりたいです。 昨日は路面のグリップが高くてストール気味になってしまいましたから、それに気をつけてスタートしました。朝一番のレースで気温、路面温度も低く、今回のスタートはうまくいきました。タイヤは消耗していましたが、路面コンディションが良かったので良いタイムで走れました。
2位:篠谷大幹
 今週のテストではずっと調子が良かったのですが、予選が始まってからブレーキングにいけてないところがあり、それがトップとの差になったのだと思います。何がいけなかったのかを次のレースまでに突き止めて、次は絶対勝ちます。
3位:平川亮
 今日はスタートが良くなかったので、そこから切り替えて追い上げようとしましたが、一時5位まで落ちてしまい、挽回しようと頑張ったのですが、3位で終わりました。悔しいレースでしたが力を出し切れたのは良かったと思います。9月の富士は前回2連勝していますし、得意なので同じように連勝できるよう、日々努力していきます。
Text & Photo: Japan Race Promotion


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