Japanese F3

全日本F3第7戦岡山決勝 スーティルが圧勝!

060617_sutil2_s 岡山国際サーキットで行われた全日本F3選手権第7戦の決勝は、予選後に降り出した雨のため、またもやウェットレースとなった。
このレースを制したのは#1エイドリアン・スーティル(DHG TOM'S F305)。序盤から圧倒的なハイペースで後続を突き放し、今季3勝目を飾った。
(天候:雨 コース:ウェット 観客動員数:3,658人)

予報では終日曇りとなっていたにも拘らず、予選終了後から小雨が降り始めてしまい、決勝はまたしてもウェットコンディションで行われることとなってしまった。
このため、スタート進行に先立って10分間のフリー走行セッションが設けられ、これに伴い当初予定より10分遅れの午後3時20分に第7戦の決勝レースはスタートした。

ポールシッターの塚越が出遅れるのを尻目にセカンドグリッドからトップに躍り出たスーティルは序盤から一気に後続を突き放しにかかる。
2番手以降が37秒代後半から38秒台で周回する中、スーティルは序盤から36秒台を連発、12周目以降はただ一人35秒台を記録する圧倒的なペースで後続との間に1周辺り2秒近いリードを築き続け、最終的には2番手に31秒711の大差をつけて今季3勝目を挙げた。

060617_kodai2_s 塚越はオープニングラップで伊沢にも抜かれて3番手まで後退するが、伊沢は6周目のヘアピンで痛恨のコースアウトを喫してしまう。
これで順位を一つ挽回した塚越は、そこから徐々にペースを上げていくものの、37秒台に入れるのがやっとの状況では、スーティルのハイペースに全く太刀打ちできなかった。

3位にはコースに復帰した伊沢が入った。伊沢にとっては鈴鹿での初勝利以来、今季2度目の表彰台だが、本人にとっては全く満足できない内容だろう。

続く第8戦の決勝は明日午後2時50分より、25周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI



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