Japanese F3

全日本F3第3戦鈴鹿 決勝レポート

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全日本F3選手権第3戦の決勝が4月16日(土)、鈴鹿サーキットで行われ、#36ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(トムス)が今季2勝目を挙げた。
2位はポールシッターの#38池田大祐、3位に#37中嶋一貴と、予選に続いてトムス勢が1-2-3フィニッシュを達成した。

4時25分、予定通りフォーメーションラップが開始された。
ポールシッターの池田がスタートをうまくまとめてホールショットを奪う。その後方では3番手スタートの中嶋がオリベイラに並びかけるが、オリベイラも一歩も引かずに2位を守りきった。4位には#1ロベルト・ストレイト(INGING)がジャンプアップするも、2周目で#10武藤英紀(M-TEC)に抜き返されて5位に後退することとなる。
2位のオリベイラはトップとの差を0.3~0.5秒に保って1コーナーやシケインで盛んに仕掛けていくが、池田も必死の抵抗を見せる。3位の中嶋は徐々に遅れ始めた。
レースも折り返しを過ぎた8周目。130Rの立ち上がりで一気に間隔を詰めてきたオリベイラが、シケインでアウトから池田に並びかけてきた。池田もここではなんとか押さえ込んでトップを守りきるが、続く最終コーナー~ホームストレートで今度はインから並びかけられ、遂に1コーナーでオリベイラにトップの座を奪われてしまう。
トップを奪ったオリベイラはここで一気に突き放しに掛かり、9周終了時点で0.9秒、10周終了時点では早くも1.5秒のマージンを築き上げて12周を走りきり、今季2勝目をもぎとった。

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