Japanese F3

F3:第2戦富士決勝 井口がぶっちぎりの速さで2連勝!

全日本F3選手権第2戦の決勝は、ポールシッターの#37井口卓人(TOM'S)が昨日に続いて開幕2連勝を飾った。

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第2戦決勝は午後0時55分スタート。
ポールポジションの井口が後続をけん制しながらトップで1コーナーに飛び込むと、そのまま一気に後続を突き放しにかかる。
すぐ後方では#1カルロ・ヴァン・ダムが2番手スタートの#36国本京佑をサイド・バイ・サイドのバトルの末に抜き去って2位。
更にその後方は#33ケイ・コッツォリーノ、#62嵯峨宏紀、#12安田裕信、#8中山友貴、 #2中嶋大祐らが団子状態でバトルを繰り広げる。

結局この団子集団からはコッツォリーノが抜け出すことに成功し、3位国本との差を次第に詰め始める。
2周目の1コーナーでは8位を走行していた中嶋が安田、中山をまとめてぶち抜いて6位浮上、しかし次の周回では安田が抜き返して6位に。

コッツォリーノはレース中盤に国本を射程圏内に捉えたが、10周目のダンロップコーナーへの侵入で僅かに姿勢を乱し、 国本を取り逃がしてしまう。
更には、この2台が3位争いに躍起になっている間に、5周目の1コーナーで嵯峨を抜いて5位に浮上していた安田がじわじわと近づいてきた。

安田は18周を終えたところで遂にコッツォリーノのテールに喰らいつき、プレッシャーをかけ始める。 そして遂に20周目の1コーナーでインに飛び込んでいくが、曲がりきれずにオーバーラン。 しかしファイナルラップの1コーナーで遂にコッツォリーノ攻略を成功させ、このレースを4位でフィニッシュした。

序盤からトップを独走していた井口はその後もヴァン・ダムを全く寄せ付けないハイペースで飛ばし続け、 最後は8.774秒もの大差をつけてフィニッシュ。見事デビュー戦での開幕2連勝を達成した。
2位にはカルロ・ヴァン・ダム、3位には国本京佑がつけ、トムスが表彰台を独占する結果となった。

なお、ナショナルクラスは#18松下昌樹(EBBRO AIM 307)が優勝。 昨日優勝の#38山内英輝はトラブルにより惜しくもピットでレースを終えた。

全日本F3選手権第3戦&第4戦は4月26・27日、オートポリスサーキットで行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum



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