Japanese F3

全日本F3第14戦富士決勝 スーティル、6戦ぶりの優勝!

富士スピードウェイで行われた全日本F3選手権第14戦決勝は、#1エイドリアン・スーティル(TOM'S)が、2位#36大嶋和也の追撃を振り切り、第8戦岡山以来6戦ぶりの勝利を挙げた。

0827_sutil.jpg

0827_ohshima.jpg

0827_streit.jpg

決勝前に雨が降り始めたため、10分間のフリー走行が設けられ、当初予定より10分遅れの午後1時1時05分にウェットコンディションのまま決勝はスタートした。

ポールの#36大嶋和也が出遅れ、スーティルがトップで1コーナーへ。
大嶋も懸命にスーティルに食い下がるが、1周目のダンロップ立ち上がりで姿勢を乱し、逆に3位#2伊沢拓也に一気に詰め寄られる。
予選3番手の#10塚越広大はここでもスタートを決められず、13番手に後退、その後も思ったようにペースが上がらず、11番手に終わった。

一時は大嶋の背後に迫った伊沢だったが、ペースを取り戻した大嶋に次第に引き離され、逆に3周目のダンロップ進入で強引にノーズをねじ込んできたストレイトに抜かれて4位に後退してしまった。

トップのスーティルと2位の大嶋はほぼ互角のペースで周回を重ね、その間隔は1秒前後で推移するが、レース終盤になって大嶋が少しづつ遅れはじめ、最終的には2.491秒差まで差を広げられてチェッカーを受けた。
これでスーティルは第8戦岡山以来6戦ぶり、今季通算5勝目を挙げることとなった。
これにより、シリーズポイントも190となり、再び大嶋を30ポイント差に引き離した。

次回は菅生。9月16、17日開催だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR



トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース