Japanese F3

F3:第1戦&第2戦富士公式予選 ルーキー井口が連続ポール獲得!

全日本F3選手権第1戦&第2戦富士の公式予選は、 これがデビュー戦となる#37井口卓人(TDPトムス)がコースレコードを連発して他を圧倒、見事2戦連続でポールポジションを獲得した。

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今年がシャシー更新年に当たるF3は、旧型車両を用いたナショナルクラスを今季より新設し、参加台数の拡大を図る。
これに伴い、予選方式も大きく変更されることとなった。

従来は各15分づつの予選セッションを行ってスターティンググリッドを決めていたが、今シーズンは全日本、 ナショナル2クラスの混走20分間と、全日本またはナショナルクラスいずれかの専有走行10分間を連続して行い、 この30分間で各ドライバーの出したベストタイムの順で日曜の決勝グリッドが、 2番目に速いタイムで土曜の決勝グリッドが決められることとなった。

今回の富士ラウンドでは、混走と全日本の専有をインターバルなしで行う方式で、午前10時45分より公式予選が行われた。

今季全日本選手権を戦うドライバーは9人。
このうち5人がFCJやフォーミュラトヨタからのステップアップ組、1人がドイツF3からの移籍と、計6人が全日本F3初参戦だ。
そのステップアップ組の一人である井口が予選開始早々から好タイムを連発。
専有走行を待たずして昨年までのコースレコード、1分35秒173を上回る1分35秒079をいち早く記録すると、 専有走行に入ったセッション終盤には34秒876までタイムを縮め、見事初戦にして2戦連続ポールを達成することとなった。

また第1戦の2番手には#1カルロ・バン・ダム、第2戦は#36国本京佑、3番手はこの逆で第1戦国本、第2戦バン・ ダムがつくこととなり、トムスが上位3グリッドを独占した格好になった。

ホンダ勢はベスト、セカンドベストとも5番手だった#7山本尚貴が最上位だ。

一方、新設のナショナルクラスは#38山内英輝が第1戦を、#18松下昌揮が第2戦をポールポジションからスタートすることとなった。

第1戦決勝は今日午後4時5分より、15周で戦われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum



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