Japanese F3

F3第11戦、12戦予選 池田、オリベイラのトムス勢がそれぞれPPを決める!

全日本F3選手権第6大会(第11戦、第12戦)は2日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い第11戦のポールポジションは1'57.333で池田大祐(TPDトムスF305)が、第12戦のポールポジションは1'56.607でジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(DYNACITYトムスF305)が獲得した。

 全日本F3選手権も10大会中5大会(1大会2戦が行われるためを20戦中10戦)を消化し、いよいよこの第6大会(第11戦、第12戦)から後半戦の戦いに入る。直前に行われたフォーミュラ・ニッポン公式予選1回目で赤旗中断があったため、予定より10分遅れの午前11時40分より第11戦予選が開始された。今にも雨が降り出しそうな空模様だが、10分の間隔をおいて15分づつ行われた2戦分の予選を通してドライでの争いとなった。

0702_ikeda-s 午前11時40分、第11戦予選が15分間で争われた。開始早々にアタックをかけたのは、現在ポイントリーダーのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(TRDトムスF305)。1'57.316を叩き出しこの時点で2位以下を大きく引き離してのトップに立った。2位以下は混戦だ。パオロ・モンティン(ThreeBond)、横溝直輝(ThreeBond)、中島一貴(TRDトムスF305)、池田大祐(TRDトムスF305)が入れ替わり2位争いをしながらタイムを上げていく。そして、予選終了直前、池田大祐が1'57.233でオリベイラを逆転、トップに立った。2位にはオリベイラ、3位にはやはり終了直前にタイムアップした横溝直輝が入った。

0702_oliveira-s 第11戦予選終了後10分の間隔をおいて午後12時5分より第12戦予選が15分間で争われた。予選序盤のトップは、モンティン、武藤秀樹(Honda・M-TEC F107)、ロベルト・ストレイト(INGING F107)と入れ替わるが、中盤、オリベイラが1'56.722を出してトップに立つとさらにそのタイムを1'56.607と縮める。予選終盤、池田が渾身のアタックで再び逆転を狙うが、1'56.983でオリベイラのタイムに及ばず、それでも2位につけた。3位にはストレイトが入った。

 第11戦決勝は本日2日午後4時20分より12周で、第12戦決勝は明日3日午後1時より17周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: FMOTOR



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