2004全日本GT選手権 第2戦 「SUGO GT選手権レース 」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■開催月日:2004年5月22-23日 ■開催場所:スポーツランドSUGO ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇ クスコスバルADVANインプレッサ 12位ながらも2戦連続完走を果たす 2004年JGTC第2戦は5月22~23日に宮城のスポーツランドSUGOで開催され、曇り~雨 という難しいコンディションの中、小林且雄/谷川達也組の#77クスコスバルADVAN インプレッサは、12位で2戦連続の完走を果たした。 22日の公式予選、午前中の予選1回目は弱い霧雨となり、気温も9℃と肌寒いコンデ ィションの中で行われた。#77インプレッサは谷川のアタックで1分26秒321で13位。 午後の予選2回目も同じようなコンディションで、今にも本降りとなりそうな天候。 谷川は1分25秒902へタイムアップを果たしたが、他の車両もタイムアップしており 逆にポジションは14位に下がってしまった。 23日朝、前夜の雨は上がったもののSUGOは曇天で気温も低いまま。 しかし5万1500人のファンでサーキットは埋まった。14時25分、81周の決勝レース がスタート。谷川は、1周目の混乱を避けながら2台をかわし12位へ。さらに7周目 には10位へ上がりポイント圏内に。谷川は10位のポジションをキープしながら、コ ンスタントラップを刻みポジションアップのチャンスを狙う。しかし上位陣に大き なミスはなく、折り返し点近い39周でピットイン。 天気予報では午後から雨。既に細かい雨は落ちていたがいつ雨が本降りになるのか は微妙なところ。ピットインでのタイヤ交換は雨が強くなると読んだチームは、レ インタイヤへ交換して雨が強くなることを期待した。しかし雨は50周目前後にやや 強くなるものの、レインタイヤよりもスリックタイヤの方がラップタイムは速く、 交代した小林はなかなかペースを上げられない。終盤ようやく雨が強くなり、小林 は本来の走りを取り戻したが、とき既に遅く12位でチェッカー。ポイントは獲得な らなかったものの、開幕から2戦連続の完走で上昇気流をつかんだ印象を与えた。 ■決勝結果:GT300クラス Pos. No. Driver Car Name Time/Diff 1 #19 青木孝行/谷口信輝 ウェッズスポーツセリカ -- 2 #17 長島正興/松永まさひろ エスペリア Kosei セリカ 1Lap 3 #11 松田秀士/菅 一乗 JIM RodeoDriveアドバンF360 1Lap 4 #7 山路慎一/井入宏之 雨宮 アスパラドリンクRX7 1Lap 5 #43 新田守男/高木真一 ARTA Garaiya 1Lap 6 #63 OSAMU/吉本大樹 LEYJUNダンロップ320R 1Lap 7 #16 山野哲也/八木宏之 M-TEC NSX 2Laps 8 #10 田中哲也/余郷 敦 JIM Gainer アドバンF360 2Laps 9 #26 井尻 薫/山岸 大 エンドレスタイサンADVAN GT3R 2Laps 10 #31 田中 実/松田晃司 A'PEX i-mobisessMR-S 2Laps 12 #77 小林且雄/谷川達也 クスコスバルADVANインプレッサ 3Laps ◆スバルモータースポーツの詳細は、[スバルモータースポーツマガジン]をご覧下さい。