2004全日本GT選手権 第4戦 「北海道グランGT選手権レース 」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■開催月日:2004年7月17-18日 ■開催場所:十勝インターナショナルスピードウェイ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇ クスコスバルADVANインプレッサ 今季初入賞の6位でゴール!! JGTC第4戦は7月17~18日に北海道の十勝スピードウェイにおいて開催され、小林且 雄/谷川達也組の#77クスコスバルADVANインプレッサは予選13位スタートし、一時 2位へポジションアップしたものの6位でゴールして今季全戦完走を果たすとともに、 今季初入賞で5ポイントを獲得した。 予選の行われた17日はおおむね好天で、気温も30℃前後まで上昇した。25台の車両 が参加して行われたGT300クラスの午前中の予選1回目、#77インプレッサの谷川は トップから1秒096差の1分21秒197のタイムをマークしたものの14番手。1秒の間に 13台がひしめき合うという激しい予選だった。 午後の予選2回目は15時20分から20分間行われた。1回目からセッティングを変更し てコースインした谷川は1分20秒943にタイムアップ。 しかし他車両もタイムアップしたため総合順位は13位に落ち着いた。 18日13時58分、89周の決勝レースのスタートが切られた。スタートを担当した谷川 はオープニングラップの混乱を上手に抜けて入賞圏内となる10位でコントロールラ インを通過。2周目に#52セリカを抜き9位7周目に#19セリカを抜き8位、12周目には #10フェラーリを抜き7位、なおも果敢に攻めて24周目には#80 フェアレディZを抜 き6位、さらに37周に#16 NSXを抜き5位へポジションを上げSUBARUファンを沸かせ た。 中盤に差し掛かると早めにピットインをする車両が出始める。谷川はなおもポジショ ンを上げ、38周目に4位、45周目に3位、そして46周目にはついに2位までポジショ ンを上げた。49周で谷川はピットイン。 十勝は直角の右コーナーが多く左タイヤに負担がかかるため、チームは左タイヤ2 本だけを交換し、ドライバーは小林がステアリングを握って3位でコース復帰した。 すぐに#16NSXが小林をかわしたために4位にドロップしたが表彰台を狙える位置。 小林はマシンを労わる走りながらポジションキープに徹したが、終盤の73周目に突 然ブレーキトラブルを抱え6位にポジションダウン。しかし、そのままの順位を守 り6位でチェッカー。 前回入賞目前に他車両に接触してポイントを逃しただけに、うれしい今季初入賞を 決めるとともに、5ポイントを獲得した。 ■決勝結果:GT300クラス Pos. No. Driver Car Name Time/Diff 1 #43 新田守男/高木真一 ARTA Garaiya 1:56'38.962 2 #16 山野哲也/八木宏之 M-TEC NSX +3.050 3 #81 柳田真孝/尾本直史 シーウエストダイシンアドバンZ +18.515 4 #10 田中哲也/余郷 敦 JIM Gainer アドバンF360 +20.907 5 #31 田中 実/松田晃司 A'PEX i-mobisess MR-S +26.213 6 #77 小林且雄/谷川達也 クスコスバルADVANインプレッサ +29.368 7 #19 青木孝行/谷口信輝 ウェッズスポーツセリカ +41.507 8 #11 松田秀士/菅 一乗 JIM RodeoDriveアドバンF360 +1'10.076 9 #80 木下みつひろ/星野一樹 エンドレスダイシンアドバンZ 1Lap 10 #7 山路慎一/井入宏之 雨宮アスパラドリンクRX7 1Lap ◆スバルモータースポーツの詳細は、[スバルモータースポーツマガジン]をご覧下さい。