スーパー耐久シリーズ2004 第2戦 「ハイランド・スーパー耐久レース 」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■開催月日:2004年4月24-25日 ■開催場所:仙台ハイランドレースウェイ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇ FUJITSUBO IMPREZA、2位 hpi・racing IMPREZAも3位で表彰台へ!! スーパー耐久シリーズ第2戦は、4月24~25日に宮城県の仙台ハイランドレースウェ イで開催され、クラス2に出場した吉田寿博/清水和夫組の#2FUJITSUBO IMPREZAは 2位で2戦連続の表彰台に。 また、小泉和寛/菊地靖組の#86 hpi・racing IMPREZAは3位で初の表彰台を獲得し た。 【公式予選】 今年は参加台数が多く、インプレッサの区分されるクラス2(排気量2001~3500cc、 4WD)でも参加9台のうち2台の予選落ちがある。 ただし規定によりシリーズ3位以上の車両は決勝グリッドの優先権を持つ。#2イン プレッサは開幕戦3位だったため、決勝グリッドは確保されているが、#86インプレッ サは優先権を持つ3台を除いた6台の車両のうちトップ4に入らなければならない。 24日は午前中に基準タイムをクリアするための“ドライバー予選”と午後に決勝グ リッドを決定するための“グリッド予選”が行われた。 ドライバー予選ではインプレッサの4名のドライバーは問題なく基準タイムをクリ アした。 グリッド予選は、まず14時20~40分がクラス1/2/GN+の走行枠。 開始6分で#2インプレッサの吉田が、シフトミスをしたこともあり1分55秒969のタ イムでクラス5位につけた。また、#86インプレッサの菊地は思うようにタイムアッ プできず、1分57秒070で7位となった。 このため、全車が走行できる15時~15時20分の走行枠でタイムアップを狙い待機し たが、アクシデントでストップした車両があり、セッションは赤旗中断。インプレッ サの順位は変わらず、5位、7位というグリッドになった。 【決勝】 前日からの雪がコース上にシャーベット状に降り積もった決勝日の朝、雪は降り続 いており朝のフリー走行は順延となった。 さらに、決勝レースは当初予定された100周(約400km)から80周(約320km)に短 縮となった。しかし、雪は午前中に上がり、決勝レース前にはコースもドライコン ディションに回復した。 14時にスタートが切られ、まず#2インプレッサの清水がクラス2位に躍り出た。#86 インプレッサの菊地も6位でオープニングラップを通過。#2インプレッサの清水は #3ランサーに一瞬ポジションを譲るがすぐに抜き返し2位を守る。#86インプレッサ の菊地はスタートで出遅れた#20ランサーに抜かれるも26周目に#6ランサーをかわ して6位をキープ。しかしペースは思うように上がらず、折り返し点より手前の32 周でピットインして小泉に交代した。いっぽう#2インプレッサの清水は46周でピッ トインし吉田にバトンを託した。 中盤47周目にクラス4位の#20ランサーがダンパーの破損で緊急ピットイン。さらに 51周目にクラス3位の#3ランサーがパワステのトラブルで脱落。#86インプレッサの 小泉は、難なく4位にポジションを上げた。さらに3位の#26ランサーとの距離を詰 め、55周目には0秒4まで迫った。そして小泉は終盤72周目のシケイン進入でかわし て3位に浮上。その後は徐々に引き離してチェッカー、初の表彰台を獲得した。 #2インプレッサの吉田は、クラス2ベストラップとなる1分56秒090のタイムをマー クするなど、安定した走りで2位をキープ、2戦連続で表彰台となった。 ■決勝最終結果:クラス2 Pos. No. Driver Car Name Laps Time/Diff 1 #11 中谷明彦/木下隆之 アドバンテージFromA MR 80 2:40'04.733 2 #2 吉田寿博/清水和夫 FUJITSUBO IMPREZA 79 1Lap 3 #86 小泉和寛/菊地 靖 hpi・racing IMPREZA 78 2Laps 4 #26 朝倉貴志/細野智行/朝倉宏志 エンドレスアドバンTMCランサー 78 2Laps 5 #6 冨桝朋広/関 豊 ファルケン☆ランサーエボVIII 76 4Laps 6 #20 小川日出生/福山英朗/砂子塾長 RSオガワADVANランサー 66 14Laps 7 #3 村田信博/小暮吉則/中村真一郎 FINA ENDLESS ADVAN 座間 66 14Laps ◆スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。 [スバルモータースポーツマガジン] http://www.subaru-msm.com/