全日本GT選手権シリーズ(JGTC) 第7戦 「JAPAN GT in KYUSHU 300km」 公式予選 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ■開催月日:2003年10月25日 ■開催場所:オートポリス(大分県) ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ■#22「モチュールピットワークGT-R」、公式予選3位を確定 #23は8位、#12は9位 公式予選日となった25日は、10月後半のため気温は14℃と低いが、晴天に恵 まれたため、日なたはポカポカと暖かい天気。ドライコンディションで予選セッショ ンがスタートした。 公式予選1回目は朝10:30から。GT500占有時間から予選は開始された。 前日の練習走行でトップタイムをマーク、好調をアピールしている#23ザナヴィ ニスモGT-Rの本山哲は、開始と同時にコースイン。 90kgのハンディウェイトながら、早々と1分43秒612のタイムを出した。 2セット目のタイムアタックに臨んだが、1分43秒561で6番手タイムであった。リ チャード・ライアンがアタッカーを務めた#22モチュールピットワークGT-Rは、 アタック1周目に1分43秒102のベストタイムを記録。 公式予選2回目は、午後2時50分から行われた。天候は晴天でコースコンディショ ンはドライのまま。GT300/GT500の混走から始まった予選では、まず#23ザ ナヴィ ニスモGT-Rは本山哲がコースイン。 この時間帯は、燃料タンクが満タンの状態から本山がひとりでロングラン。時間いっ ぱいを使い黙々とマイレージを重ねた。そして、この日最後のGT500占有予選時 間には、ミハエル・クルムがひとりで連続走行に臨んだ。満タンでのラップタイム は、約1.5秒から2秒ほどタイムアップ。しかし下位2台がタイムを上回ったため、 #23は8位にポジションを下げた。 #22モチュールピットワークGT-Rも混走時間には影山正美が満タンでロングラン テストを実施。GT500占有時間にライアンは、フレッシュタイヤに交換しコース に出て行った。しかし、アタック1回目は1分43秒262でタイムアップかなわず。 1周クールダウンしたのちにさらに2周続けてアタック走行を行ったが、予選1回 目に出したタイムを上回ることはできなかった。しかし、上位陣でタイムアップし た車両が少なかったことにより、#22の予選3位が確定した。 #12カルソニックスカイラインは、公式予選結果9位となった。 ■公式予選結果 Pos. Car Name No. Driver Time 1 auセルモスープラ #38 竹内浩典 / 立川祐路 1'42"688 2 Mobil 1 NSX #64 松田次生 / アンドレ・ロッテラー 1'42"785 3 モチュールピットワーク GT-R #22 影山正美 / リチャード・ライアン 1'43"102 4 エッソウルトラフロー スープラ #35 脇阪寿一 / 飯田 章 1'43"138 5 デンソーサードスープラGT #39 ドミニク・シュワガー / 織戸 学 1'43"467 6 RAYBRIG NSX #100 加藤寛規 / 光貞秀俊 1'43"543 7 プロジェクトμエスペリアスープラ #35 服部尚貴 / 脇阪薫一 1'43"764 8 ザナヴィ ニスモ GT-R #23 本山 哲 / ミハエル・クルム 1'43"561 9 カルソニックスカイライン #12 ブノワ・トレルイエ / 井出有治 1'43"567 10 TAKATA童夢NSX #18 道上 龍 / パオロ・モンティン 1'43"622 ◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。