Formula Nippon

Fニッポン第8戦 MINE フリー走行


本山、チャンピオン獲得に向けて準備万端 (Photo: A.Bessho)

 懸念されていた台風15号も東寄りの進路を取り、ここMINEは朝から秋晴れの快晴となった。しかし、台風に吹き込む強い風がストレートにほぼアゲンストの向きで吹き荒れている。

 ここまで46ポイントを稼ぎ出し、ポイントリーダーの本山哲は、2位のブノワ・トレルイエの25ポイントに対して21ポイントの差。選手権ランキングともに20ポイントの脇阪寿一とアンドレ・ロッテラーの4人にシリーズチャンピオンの可能性が残されているが、脇阪とロッテラーはこのMINEを含めて残り3戦全勝がチャンピオンの条件、本山は、トレルイエの前で3位以上に入ればチャンピオン決定という非常に有利な条件である。ポールポジションスタートの本山のチャンピオンがここMINEで決定する可能性は非常に高い。

 午前9時30分から決勝へ向けてのセットアップを決めるフリー走行が30分にわたって行われた。やはりこのセッションでも本山哲は速い。序盤にトップに立つと以後誰にもトップを譲ることなくフリー走行を締めくくった。タイムは、1'17.617。2位は僚友のブノワ・トレルイエで1'17.943と0.3秒強の差。3位はここにきて好調の小暮卓史、4位は土屋武士、5位に予選不調だったアンドレ・ロッテラー。6位は予選2位だった脇阪寿一と続いた。

 果たしてこのMINEで本山哲のチャンピオンは決定するのだろうか。決勝レースは午後2時30分より70周にわたって争われる。

2003年9月21日 CP MINEサーキット(山口県) フリー走行 天候:晴れ/コース:ドライ
Fニッポン -RIJ- (2003/09/21) Free Session Weather:Fine Course:Dry
2003 Fomula Nippon Round 8 セントラルパークMINEサーキット 3.330839km
PNoDriverTeamTimeDelayGapkm/h
119本山 哲IMPUL1'17.617--154.49
220ブノワ・トレルイエIMPUL1'17.9430.3260.326153.84
31小暮 卓史PIAA NAKAJIMA1'17.9450.3280.002153.84
48土屋 武士LeMans1'17.9860.3690.041153.76
52アンドレ・ロッテラーPIAA NAKAJIMA1'18.0580.4410.072153.62
622脇阪 寿一TEAM 221'18.2040.5870.146153.33
740リチャード・ライアンDoCoMo DANDELION1'18.2090.5920.005153.32
89黒澤 治樹PLANEX EBBRO NOVA1'18.2790.6620.070153.18
912井出 有冶COSMO OIL CERUMO1'18.5430.9260.264152.67
1041服部 尚貴DoCoMo DANDELION1'18.6461.0290.103152.47
117金石 年弘LeMans1'18.6601.0430.014152.44
1211松田 次生COSMO OIL CERUMO1'18.6681.0510.008152.43
136ジェームス・コートニー5ZIGEN1'18.7591.1420.091152.25
1410加藤 寛規OIZUMI TEAM NOVA1'18.8101.1930.051152.15
154ドミニク・シュワガーOlympic KONDO1'18.8161.1990.006152.14
165道上 龍5ZIGEN1'18.8711.2540.055152.03
1728野田 英樹CARROZZERIA MOHN1'18.8751.2580.004152.03
183立川 祐路Olympic KONDO1'18.9611.3440.086151.86
  • シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース