全日本GT選手権

JGTC 第4戦 Malaysian JGTC in FUJI 優勝者のコメント


難しいコンディションを見事に乗り切った優勝クルー(Photo:Motorsports@nifty)

■GT500クラス #12カルソニックスカイライン

井出有治
「朝のフリー走行でも雨が降ってて、そのときのタイムが良かったので、
ウェットでもいけると思っていた。
今日は順位を考えずに、とにかく前を行くクルマを抜こうと思って走った。
#39がスリックで行くとスタート前に聞いていたから、トップに立ってからは
とにかく逃げるだけ逃げておかないと何があるか分からないと思っていたので、
トップでゴールできて安心した。
ここまでスタッフにはすごく助けられてるし、ラッキーな部分もあったけど、
ここで気を緩めないできっちりやっていこうと思います」

ブノワ・トレルイエ
「僕自身はウェットコンディションは好きなんだ、あまりそんなドライバーは
いないと思うけど。
前戦で有治が凄くいいレースをしたので、自分はポジションをキープすれば良い
と思っていたので、プレッシャーも全く無く、いいレースをすることが出来た。
ライアンともいいバトルが出来たしね。
GTでチャンピオンを採るのは難しいので、一歩づつ着実に行きたいと思う。
チームの雰囲気は凄くいい。星野さんもシリアスだったり可笑しかったりでいい
コミュニケーションが取れてるから」

■GT300クラス #55ECLIPSE タイサン ADVAN バイパー

木下隆之
「全日本での優勝からしばらく遠ざかっていたのでほっとしたし嬉しい。
路面を見て、絶対スリックだと思った。最初の5,6ラップだけ耐えれば、あとは
スリックのコンディションだと思っていたので、迷わずスリックを履いて出た。
ただ、足回りはウェットセットでスリックを履いていたのでもうちょっと乾くの
が遅ければよかったが、Zと抜きつ抜かれつのレースが出来て楽しかった。
バイパーはポルシェに比べるとイロモノっぽかったけど、これでチャンピオンを
狙えるところまできたと思う」

山田英二
「本当に嬉しい。僕自身バイパーは4年目だが、前からアメリカの文化とかクルマ
が好きだったので、「バイパーで」勝てた、というのが本当に嬉しい。
フェラーリを抜いて、「バイパーがフェラーリを抜く」というシチュエーションに
「やったぁ!」と思ったが、リヤが滑りやすくなり、何度もドリフト状態になって
抜き返されてしまった。
チームチャンピオンの獲得を第一に考えているが、速さプラスキャラクターの面白さ
でファンを増やしていきたいとも思う。アメリカのプロレスみたいに一人ぐらいは
ヒール役がいてもいいでしょ」


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