全日本GT選手権シリーズ(JGTC) 第6戦 「JAPAN GT in KYUSHU 300km」 公式予選 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ■開催月日:2004年10月30日 ■開催場所:オートポリス(大分県) ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ■ PPは逃すものの#1「ザナヴィ ニスモZ」は3番グリッドを確定 #3「G’ZOX・SSR・ハセミZ」6位 #22「モチュールピットワークZ」は9位 JGTC第6戦は九州・大分県のオートポリスでの開催となった。今シーズンのJGTCチャ ンピオン争いは接戦となっており、日産GT500勢のうち、#1ザナヴィ ニスモZが1ポ イント差の2位、#3 G’ZOX・SSR・ハセミZが10ポイント差の4位で、さらに1ポイン ト差で#22モチュールピットワークZが続いている。 公式予選1回目は10月30日土曜日の午前10時40分に開始した。 路面はドライで、気温は18℃。#1 Zは、まずは本山がコースインし、早々にベスト ラップタイムの1分44秒105を記録。このタイムはトップタイムとしてモニターの最 上段に表示されていたが、GT300専有時間に切り替わる直前に2台に更新され、3番 手タイムとなった。 一方、#22 Zは1分44秒516のタイムで5番手、#3 Zは1分45秒856で9位であった。 14時50分からスタートした予選第2回目、GT500の専有時間は各チームともポジショ ンアップを狙い、ピリッとした緊張感がみなぎっていた。 しかし、専有時間が半ばにさしかかった頃、#38スープラがスピンアウトしてスポ ンジバリアをヒット。その後、#100 NSXが単独スピンしたため、赤旗が提示されて 予選は中断となった。約10分ののち、予選は再開。クルムの#22 Zが1分43秒872を 出してベストタイムを更新し、続いて本山の#1 Zが1分43秒141を記録、再びリーダー ボードのトップに躍り出た。しかし、直後に2台のスープラがそれを上回るタイム を出したため、本山のポジションは3位となった。#22 Zはタイムを更新したが、最 終的な順位は9位となった。 #3 G’ZOX・SSR・ハセミZは金石年弘がアタックし、1分43秒587をマークして6位に 順位を上げた。#12カルソニックIMPUL Zは1回目と同様決勝レースに向けセットアッ プに専念。1分46秒422がベストタイムで、予選順位は15位であった。 ■公式予選結果 Pos. Car Name No. Driver Laps 1 auセルモスープラ #38 立川祐路/荒 聖治 1'42"840 2 エッソウルトラフロー スープラ #6 脇阪寿一/飯田章 1'43"050 3 ザナヴィ ニスモ Z #1 本山 哲/リチャード・ライアン 1'43"141 4 RAYBRIG NSX #100 中野信治/加藤寛規 1'43"181 5 ECLIPSE ADVAN スープラ #25 織戸 学/ドミニク・シュワガー 1'43"186 6 G'ZOX・SSR・ハセミZ #3 金石年弘/エリック・コマス 1'43"587 7 デンソーサードスープラGT #39 ジェレミー・デュフォア/アンドレ・クート1'43"592 8 イエローハットYMSスープラ #35 服部尚貴/脇阪薫一 1'43"717 9 モチュールピットワークZ #22 影山正美/ミハエル・クルム 1'43"872 10 ARTA NSX #8 金石勝智/伊藤大輔 1'43"896 15 カルソニック IMPUL Z #12 ブノワ・トレルイエ/井出有治 1'46"422 ◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。