2003全日本GT選手権 第8戦(最終戦) 「SUZUKA GT 300km 」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■開催月日:2003年11月15-16日 ■開催場所:鈴鹿サーキット ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇ クスコスバルADVANインプレッサ 5位走行中の中盤にリタイアを喫す JGTC第8戦(最終戦)は11月15~16日に三重の鈴鹿サーキットで開催さ れ、小林且雄/谷川達也組の#77クスコスバルADVANインプレッサは、5位 走行中の25周目にミッショントラブルのためにリタイアとなった。 15日の公式予選は11時から1回目が行われ、#77インプレッサの谷川は従来 のコースレコードを上回る2分7秒335のタイムをマークするものの12位。15時 から行われる予選2回目でもタイムアップはならず、参加25台中12位という結 果に終わった。 前夜の雨も上がった16日朝はフリー走行こそウェットコンディションだったが、 すぐにコースも乾いた。52周の決勝レースは14時5分にスタート。スタートを 担当した谷川は、ロケットスタートを決めて1周目に3台をかわし9位にポジショ ンアップ。さらに9周目に8位、18周目に7位、20周目に6位、そして22周 目には5位と着々と順位を上げ、スタンドに陣取るスバルファンを喜ばせた。 8月の鈴鹿1000kmレースでは2位表彰台を獲得するなど、鈴鹿とのマッチン グも悪くないはずでここからさらに上位入賞が期待された。 しかし中盤、ルーティンピットインまであと2周と迫った25周目にミッショント ラブルのためにコース脇にマシンはストップ。残念ながらそのままリタイアという 結果になってしまった。 ■大溝敏夫監督 「(8月の)鈴鹿1000kmで試したつもりだったものが壊れてしまいました。 これをバネに来年、またやり直しです。現在の車両をベースに空力面、足回りな ど大幅なモディファイになるでしょう。結果的にスバルファンの応援に応えるこ とができませんでしたが、1年間ありがとうございました。来年は必ず巻き返す という決意で臨みます」 ■Race Results Pos. No. Driver Car Name Time/Diff 1 #19 青木孝行/田中 実 ウェッズスポーツCELICA 1:48'23.165 2 #3 木下 みつひろ/柳田真孝 ハセミスポーツ・エンドレス・Z +22.172 3 #71 片岡龍也/澤 圭太 シグマDUNLOPセリカ 1Lap 4 #81 星野一樹/植松忠 ダイシンADVANシルビア 1Lap 5 #24 余郷 敦/浅井亮博 EndlessタイサンADVAN GT3R 1Lap 6 #7 大井貴之/松本晴彦 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 1Lap 7 #5 玉中哲二/三船 剛 BANPRESTO B-1 マッハ号GT 320R 1Lap 8 #2 高橋一穂/渡辺 明 リニューカー・インターリンク・ベルノ東海NSX 1Lap 9 #26 山路慎一/西澤和之 PLUS e タイサン アドバン GT3R 1Lap 10 #910 平川 晃/宮川やすお 910 BORO アドバンポルシェ 1Lap R #77 小林且雄/谷川達也 クスコスバルADVANインプレッサ 25Laps ◆スバルモータースポーツの詳細は、[スバルモータースポーツマガジン]をご覧下さい。