Formula Nippon

Fニッポン 第6戦 MINE トレルイエ、ライアン接触詳報

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 レース中盤、上位を走るドライバーの給油、タイヤ交換のためのピットインにより、ノーピット作戦をとるリチャード・ライアン(DoCoMo TEAM DANDELION)がトップに立った。しかしその背後から、ピットアウト後、立川祐路(Yellow Hat KONDO Racing Team)、服部尚貴(DoCoMo TEAM DANDELION)、金石年弘(TEAM ADiRECT 5ZIGEN)らをかわしてハイペースで迫ってきたのがブノワ・トレルイエ(mobilecast TEAM IMPUL)。1周で2秒近く速いラップタイムを刻んでライアンに襲い掛かるが、コーナーで詰めてもストレートで離されるというパターンが続きなかな抜けない。この写真は66ラップ目の第1ヘアピン。トレルイエがライアンの横に並びかけるが、ライアンは巧にブロックしてトレルイエは前に出ることができない。

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 そして運命の最終ラップ70周目、各コーナーで何度か接触するほどの激しい争いを演じていた2台についに大きなアクシデントが起こった。第1ヘアピンでインに飛び込んだトレルイエとライアンが接触。トレルイエの右フロントタイヤにライアンの左リアタイヤが乗り上げ、ライアンは弾き飛ばされて中を舞い1回転して着地した。

 このアクシデントにより、いったんトレルイエ優勝で暫定表彰式、記者会見が行われたがライアンの所属するDoCoMo TEAM DANDELIONからの抗議が認められ、トレルイエは1周減算のペナルティを受けることになった。もちろんこの裁定に対してトレルイエの所属するmobilecast TEAM IMPULも控訴、そのためこのレースの結果は、モータースポーツ中央委員会による審議を経ることになり現在暫定扱い中である。

Photo: Motorsports@nifty



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