優勝した小暮とザンガリレ、モンティン (Photo: K.Takeshita)
6月8日、栃木県ツインリンクもてぎで全日本F3選手権の第9戦が開催された。同日午前中に行われた予選では、#1小暮卓史がポールポジション。2番手は#7パオロ・モンティン、3番手には#11星野一樹、4番手は#3マチュー・サンガレリ、5番手には#64佐藤晋也というオーダーとなっていた。
気温が30度を超えた14時近くのスタートでは、3番手の#11星野が大きく出遅れ、#1小暮と#7モンティンが先行する形になる。オープニングラップは、トップ#1小暮に続いて0.9秒差で#7モンティンがつけ、3位は#3ザンガレリ。2周目はトップ2台の差は1秒。7周目、バックストレートエンドで5位の#64佐藤がコースアウトしレースを終える。8周目には#7モンティンが2コーナーでスピン。幸いコースに復帰できたが、#3ザンガレリの先行を許してしまい3位に。トップ#1小暮と#3ザンガレリの差は11秒。楽になった#1小暮は余裕の展開で14周のレースの後半を終えた。
ウイナー、小暮選手のコメント
「スタートは無難に決まりました。序盤はモンティンが速くて逃げるのが精一杯でしたが、途中で居なくなったのでどうしたのかと思っていました。マージンがあったので後半は落ち着いてレースができました。序盤はきつかったですね。明日はスタートから3コーナーまでの勝負だと思っています」
2002年6月8日 ツインリンクもてぎ(栃木県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
P | No. | Driver | Car/Engine | Lap | Time |
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1 | 1 | 小暮 卓史 | Dallara F302/MF204B | 14 | 26'00.800 |
2 | 3 | マチュー・ザンガレリ | Dallara F302/3S-GE | 14 | 18.255 |
3 | 7 | パオロ・モンティン | Dallara F302/3S-GE | 14 | 18.602 |
4 | 37 | 平中 克幸 | Dallara F302/3S-GE | 14 | 21.384 |
5 | 12 | 富澤 勝 | Dallara F302/SR20VE | 14 | 23.447 |
6 | 2 | 長屋 宏和 | Dallara F302/MF204B | 14 | 24.606 |
7 | 36 | 片岡 龍也 | Dallara F302/3S-GE | 14 | 25.148 |
8 | 33 | 吉本 大樹 | Dallara F302/3S-GE | 14 | 28.486 |
9 | 8 | 横溝 直輝 | Dallara F302/3S-GE | 14 | 29.451 |
10 | 5 | 西村 秀樹 | Dallara F302/3S-GE | 14 | 37.309 |
11 | 18 | 中村 裕史 | Dallara F302/3S-GE | 14 | 43.114 |
< 以上規定周回数(12周)完走 > | |||||
11 | 星野 一樹 | Dallara F302/MF204B | 9 | 5Laps | |
64 | 佐藤 晋也 | Dallara F302/MF204B | 6 | 8Laps |
Fastest Lap: #1 小暮卓史 1'50.716 (6/14) 156.12km/h