TCR JAPAN SUNDAY

TCRJ-SUN:第3戦富士決勝 金丸ユウがポールトゥウイン ジェントルマンクラスは前嶋秀司が優勝

 TCRジャパンサンデーシリーズ第3戦は14日、富士スピードウェイで決勝を行い、オーバーオールで金丸悠(Honda CIVIC TCR)が、ジェントルマンクラスで前嶋秀司(ALFA ROMEO GIULIETTA TCR)が優勝した。

23分+1周の決勝がスタートした 優勝は金丸悠(Honda CIVIC TCR) 決勝2位、ジェントルマンクラス優勝の前嶋秀司(ALFA ROMEO GIULIETTA TCR) 決勝3位の松本武士(Volkswagen Golf GTI TCR) ジェントルマンクラス決勝2位のヒロボン(Volkswagen Golf GTI TCR) ジェントルマンクラス決勝3位のポール・イップ(Honda CIVIC TCR) ジェントルマンクラスのトップでゴールする前嶋秀司(ALFA ROMEO GIULIETTA TCR) 表彰式 ジェントルマンクラスの表彰式

 第3戦決勝は午前11時55分にフォーメーションラップが始まった。午前中からの雨もほぼ上がったものの路面はウェット。しかし、昨日のサタデーシリーズより路面の状態はよさそうだ。

 スタートではポールポジションの金丸悠(Honda CIVIC TCR)がトップで1コーナーへ。予選2位の松本武士(Volkswagen Golf GTI TCR)と同3位のマシュー・ホーソン(Honda CIVIC TCR)が抜きつ抜かれつのバトルを演じるが、ホーソンはその後マシントラブルでリタイア。3位には密山祥吾(Volkswagen Golf GTI TCR)が上がる。

 トップの金丸と2位の松本は3位以下を引き離しながら接近戦となったが、路面が乾き始めると金丸が徐々に松本を引き離し、独走状態となった。

 一方、後方から追い上げて来たのがジェントルマンクラスの前嶋秀司(ALFA ROMEO GIULIETTA TCR)。4周目には密山をとらえて3位に上がると、ここからときには1秒以上いラップタイムで4秒4ほどあった松本との差を詰め始める。

 前嶋は、9周目には松本の背後に迫ると10周目の100Rで2位に浮上、松本は3位に落ちた。

 トップの金丸は12周を走って2位以下を13秒以上離し余裕のポールトゥウイン。2位には前嶋が、3位には松本が入った。

 ジェントルマンクラスは総合2位の前嶋が優勝。後方から追い上げてきたヒロボン(Volkswagen Golf GTI TCR)が総合でも5位に入り同クラス2位。同クラス3位には総合6位のポール・イップ(Honda CIVIC TCR)が入った。

 サタデー、サンデーシリーズの第4戦は、9月28日、29日に岡山国際サーキットで開催される。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum


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