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VITAもてぎ・菅生

第6戦決勝ドライバーコメント 3位・窪田俊浩「また今年もか、と思いましたがチャンピオンでした」

優勝 柿沼一峰(G/P@恵比寿NUTEC制動屋アラゴスタVITA)

優勝した柿沼一峰(G/P@恵比寿NUTEC制動屋アラゴスタVITA)

 「久しぶりの優勝と初めてのポール・ツー・ウインでした。レースは後半タイヤがきつかったです。路面温度が上がりすぎてなのか、朝の予選の時とはぜんぜん違っていたので、後半はとにかく苦しかったです。今シーズンは勝ったり、スピンしてポイント取れなかったりで、もうちょっと自分の精度を上げて、もっとまともに戦えたらなと思います。それが来年以降の課題ですね」

2位 カワモトミツル(シンエイジャパン&オートルックVITA)

決勝2位のカワモトミツル(シンエイジャパン&オートルックVITA)

 「1周目のオーバーテイクは偉大な大先輩がブロックもなしで、正々堂々とやってくれたので、私は単にすっと行っただけで、大それたことはやっていません。精いっぱい、レース中も自分の弱さと向き合って、何が悪いのか、いいのか考えながら。先輩たちの背中を見て、学べたことがあったので、とてもいいシリーズでした。ベテラン勢から学ぶことと共に自分の弱さと向き合えたこと、これがシリーズ通してよかったですし、このレースに関していったら、精いっぱい真っ白になって追いかけて、心おきなく走って追いつかなかったのが結果なので、心の中は晴れ晴れしています。足りない部分は今後また練習して、続けていきたいと思います」

3位 窪田俊浩(A-PEX☆TOKAIDENSO☆VITA)

決勝3位の窪田俊浩(A-PEX☆TOKAIDENSO☆VITA)

 「レースウィークに入って、初日が一番よくて、木曜日がいまいちで、金曜日になってスーパーフォーミュラ・ライツが走り出したら路面が変わってきて、それでうまくアジャストできた感じです。昨日最後のセッションをトップタイムで終われたのですが、今日の予選は人間の方がまだ起きていない感じで(苦笑)。あと朝イチだったので日陰と日照しているところの路面が全然違うので、それの合わせ込みがうまくできなくて、2位に甘んじてしまったのですが、昨日の最後のセッションの感覚があったので、決勝は何とかなるかな、と思っていました。1周目にカワモトさんにオーバーテイクされたのですが、そこは無理せずに、機会があれば取り返せばいいやと思っていたのですが、今回はうまくいかなくて。2位だと無条件にチャンピオンだと思っていたのに3位で終わってしまったので、36年のレース人生、万年2位で終わっているので。また今年もか、と思っていましたがチャンピオンでした。いっしょに遊んでいただいた周りのドライバーさんも、コース上ではライバルですが、クルマ降りている時は仲良くさせて頂いて、すごく楽しいシーズンでした」

4位 小松寛子(XCEL-LITEマーズ01)

決勝4位の小松寛子(XCEL-LITEマーズ01)

 「スタートで失敗してしまって、後ろの人に抜かれそうになったのですが。なんとかしのいで、その後は前の人に一生懸命ついて行ったのですが、少しずつ細かいミスをして、ちょっと離れてはそこから近づいてみたりした感じです。なんとかファステストラップを出せたので、よかったかなと思います。ちょっと悔しいですが。今シーズンは夏が不振な感じでスランプに入っていたのですが、気温が落ちてきて、自分の走りができるようになった、という感じで、いまいちな時といい時と、山あり谷ありな感じでした(笑)。でもいい感じでシーズン終われたので、有終の美を飾れたんじゃないかなと思います」

5位 志賀卓弥(シードソリューション・マーズ01)

決勝5位の志賀卓弥(シードソリューション・マーズ01)

 「ストレートのスピードも上がらないし、ペースが作りづらくて、71号車の方と90度手前で接触してしまって。その後もやっぱりペースが上がらなくて、なかなか厳しいというかつらいレースでした。今年初めてVITAをやるにあたって、マシンのコントロールから勉強始まってここまで来たのですが、シーズン前半はよかったのですが、後半にかけて徐々に、いい方向に向かっていなかったです。気が緩んだのかもしれないので、来年もっと引き締めて、1年間通して戦えるシーズンを迎えたいなと思っています」

6位 平川圭介(ELEVレーシングドリームVITA)

決勝6位の平川圭介(ELEVレーシングドリームVITA)

 「スタートで大ポカしてしまって、ホイールスピンさせて。それで前に出られてしまって、その後何回か抜きかけたのですが、自分が突っ込み切れず、難しいバトルになってしまいました。でもバトル自体はずっと接近戦で楽しかったです。後半の志賀とのバトルは終盤になるとリヤタイヤがかなり摩耗してしまって、オーバーステアで、詰め切れず、悔しいところです。リベンジできるならしたいところですね。今シーズンはSUGOともてぎで2戦レースに出ました。前の2戦はセットアップもうまく行かず、調子も上がり切れずだったのですが、今回のもてぎでかなりクルマもよくなって、自信がついてきたところで接近戦ができたので、個人的にはかなりいいシーズンだったなと思います。ぜひまたリベンジできるならやっていきたいです」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE
Asako SHIMA
Junichi SEKINE

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