Japanese F3

JF3:第5戦もてぎ決勝 スタートの混乱を制したジャービスが今季2勝目を挙げる!

全日本F3選手権第5戦の決勝は、 スタートでトップに躍り出たオリバー・ジャービス(DHGトムス)が、そのまま後続を引き離して14周を走りきり、富士での開幕戦以来の今季2勝目を挙げた。

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結局、予選でのダブルチェッカーによるベストラップ抹消が確定し、石浦は5番手からスタートすることとなった。

5戦決勝は午後140分にフォーメーションラップが開始された。

ポールシッターの塚越広大はまたしてもスタートを決めることができず、ホイールスピンから失速。 2番手スタートの大嶋が並びかけるが、 この2台の間にジャービス、 ストレイトの2台が割って入り、 一気に1位、2位を奪い取って1コーナーへ飛び込んでいく。

これで大嶋は3位、塚越は4位に後退。

大嶋はその後も果敢にストレイトに仕掛けていくが、90度コーナーで痛恨のオーバーラン。6位に後退してオープニングラップを終えることになってしまう。

これで3位に繰り上がった塚越の背後には石浦が迫る。

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その後方では、5位伊沢と6位大嶋の熾烈なバトルが展開された。
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周目に一旦は伊沢を抜いて5位に上がった大嶋だったが、伊沢はすかさず3コーナーでインにノーズをねじ込んで順位を奪い返す。 その背後にはルーキーの関口、今回から参戦のベン・クルーカスが接近してきた。

トップのジャービスはその後も徐々に2位のストレイトを引き離し、最後は4165の差をつけてチェッカーを受け、 開幕戦の富士以来4戦ぶりの優勝を飾った。

2位にはストレイト、3位には塚越がつけ、4位に幻のポールとなった石浦。

結局大嶋は伊沢を攻略することができず、6位に終わった。

6戦決勝は明日午前1045分より、20周で戦われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA



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