SUPER GT

SGT:第4戦セパン予選 カルソニックインパルZが4位 (NISMO)

■「カルソニック インパル Z」が4番グリッドを獲得、ニスモの2台は8位、10位

 SUPER GTシリーズ唯一の海外ラウンド、第4戦マレーシア戦の公式予選が、6月23日(土)に首都クアラルンプール郊外のセパン・インターナショナル・サーキットで行われた。公式予選が始まった午前11時には気温32度、路面温度44度。

 GT500は、ニスモが「XANAVI NISMO Z」(#23 本山哲/リチャード・ライアン組)、「MOTUL AUTECH Z」(#22 ミハエル・クルム/松田次生)の2台をエントリー。これに、ハセミモータースポーツの「YellowHat YMS モバHO! TOMICA Z」(#3 セバスチャン・フィリップ/柳田真孝)、チームインパルの「カルソニック インパルZ」(#12 ブノワ・トレルイエ/星野一樹)、そしてKONDOレーシングの「WOODONE ADVAN Clarion Z」(#24 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治)の3台を加えた計5台が日産勢で、全車4.5リットルV型8気筒自然吸気エンジンを搭載している。

 11時20分からGT500の専有時間となると、ハンディウェイト50kgを積む#22 Zが真っ先にアタック走行を実施。アタッカーのミハエル・クルムは早々に好タイムをマークした。その後、クルムはいったんピットインし、フレッシュタイヤに交換して再びタイムアタック。5番手タイムを出すことに成功した。

 一方、前戦富士で優勝している#23 Zは、今回の出場車中最も重い60kgのウェイトを積み、リチャード・ライアンがアタック。9番手タイムでスーパーラップ(SL)進出を決めた。ハンディウェイトがない#12 Zは、 トレルイエがライアンよりわずかに速いタイムを出して8位となった。日産車では以上の3台が決勝の出走グリッドを確定するSLへと進出する。#3 Zは0.18秒差の11位でSLを逃し、#24 Zは14位となった。

 午後4時から2回目の予選を行い、その後スーパーラップ(SL)を行った。1回目の公式予選で9位だった「XANAVI NISMO Z」(#23)はリチャード・ライアンがSLアタックを担当。予選1回目の自己タイムをわずか に更新できず順位不動のまま予選9位となり、その後8位に繰り上がった。「カルソニック インパル Z」(#12)はブノワ・トレルイエ。ハンディウェイトを積まない身軽なこのZを渾身のアタックで激しくプッシュした トレルイエは、4番手タイムを記録。1回目の自己タイムを約1秒短縮するタイムがモニターに表示された瞬間、チームインパルのピットでは歓喜の声が上がった。

 「MOTUL AUTECH Z」(#22)は、6番目にSLをスタート。アタッカーをつとめたミハエル・クルムは1回目のベストラップに近いタイムを出して、8位のポジションを確保した。しかし、走行後の再車検で最低地上高 がわずかに規定値を下回っていると指摘されたためスーパーラップでのタイムが抹消され、予選順位は10位となった。

 6月24日(日)は午前11時(日本時間12時)からウォームアップ走行を行い、54周約300kmの決勝レースは午後4時にスタートする予定だ。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html


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