◇クスコDUNLOPスバルインプレッサ、 灼熱のマレーシアで入賞を目指す
07年SUPER GTシリーズの第4戦は、今年でシリーズ戦として5回目の開催となるマレーシアのセパンにて行われる。SUPER GT唯一のシンメトリカルAWD車である「クスコDUNLOPスバルインプレッサ」は高温多湿のコンディションで完走、そして入賞を目指す。
山野哲也/青木孝行というコンビ、エンジニアやメカニックを強化し、新体制で臨む今シーズン。ここまでインプレッサは、マシントラブルもあり、3戦ともチェッカーフラッグを受けていない(第1、2戦は完走扱い)ため、セパンではトラブルフリーでの完走を目指す。車両は、昨年モデルをモディファイしての参戦だが、高温が予想されるセパンサーキット用にクーリングを強化する。STIが技術支援するパワーユニットはWRC用エンジンをベースに中低速トルクを向上させ、性能をアップさせている。
今回のGT300クラスのエントリー台数は23台。AWDインプレッサにとってセパンは得意なコースではないが、南国特有のスコールに見舞われれば、独自のシンメトリカルAWDシステムを武器に上位フィニッシュを狙う。
なお、レースウィークのタイムスケジュールは以下のとおり。
6月22日(金) | 11:30~13:00 | 練習走行 |
16:15~18:00 | 練習走行 | |
6月23日(土) | 11:00~ 12:00 | 公式予選1回目 |
13:00~13:45 | ピットウォーク | |
16:00~16:30 | 公式予選2回目 | |
16:35~ | スーパーラップ | |
6月24日(日) | 11:00~11:45 | フリー走行 |
12:45~13:30 | ピットウォーク | |
16:00~ | 決勝レース(54周) |
■山野哲也
「インプレッサにとってセパンというサーキットは、シリーズの中で一番厳しいコースだと思います。ただ僕自身とセパンの相性はとても良く、これまで出場したレースではすべて表彰台を獲得しているので、頑張って走りたいと思います。セパンの暑さも大丈夫だし、対策も考えているようです。アジアはSUBARUのファンも多いので、喜んでくれるようなレースをしたいです」
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Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社