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スーパー耐久第3戦MINE決勝 ADVAN DENAG GT3 一人旅!

 5月29日、MINEサーキットでスーパー耐久第3戦の決勝レースが行われた。昨日と同様の五月晴れの下、12時30分過ぎにローリングからスタートが切られた。気温25度、路面温度40度と風がやや強いが心地よい気候だ。

0529_winner-s 3連続となったポールポジションからスタートを決めた#25 ADVAN DENAG GT3(織戸学/谷口信輝組) の谷口はオープニングラップから2番手の#1 FALKEN PORSCHE(田中哲也/荒聖治組)の荒に1秒ほどの差をつける展開となる。その差は、30周目を過ぎると10秒ほどに広がってしまう。44周目に#25谷口は最初のピットイン。3周後には#1も荒から田中にステアリングをゆだねる。#1はここから追い上げを開始し、80周目には8秒を切り、88周目には0.5秒差のテールtoノーズの戦いとなる。

0529_crash-s だが、3コーナーで#1は単独クラッシュでマシン前部に大きなダメージを受けピットへと戻る。ライバル不在のひとり旅となった#25は100周目に2回目のピットストップから155周のレースをトップで走りきった。#1はピットでの作業の後にコースに復帰。規定のレース距離の7割を走りきるとピットで待機しファイナルラップでチェッカーを受けた。これで#1は4位の完走となり貴重なポイントを追加した。

 2位には#24PCJ ADVAN PORSCHE(井上貴志/堤明彦組)が入り、3位には#3エンドレスアドバンZ(木下みつひろ/影山正美組)が表彰台に上がった。ST2クラスは今回も総合3位に入った#11オーリンズランザーEVOIX(中谷明彦/木下隆之組)が圧勝。11連勝の快挙となった。総合8位にはクラスST3のウイナー#23C-WEST ORC アドバンZ(尾本直史/山田英二組)が。13位にはST5クラスの#80ネストwithアペル雅YH(佐々木孝太/植田正幸組)が入った。クラスST4は20位に#73ロイヤルハウス・YH・ランナップD(前嶋秀司/山本すばる組)が入った。

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25 ADVAN DENAG GT3(織戸学/谷口信輝組)

谷口信輝「1-2だと5ポイントしかつかないところで10点の差が(#1に対して)ついたんで、一歩じゃなく二歩リードできた感じ(笑)これが効いてくるかな。(織戸選手からバトンを受けた)最後は後ろもいなかったし、路温も下がってきてタイヤもよかった。今回は予選アタックもスタートもまかされて、ポールとれたし勝てたんで本当に良かった。十勝の助っ人はドミニクに声をかけているみたいです」

Text & Photo: Keiichiro Takeshita



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