2009スーパーGT第3戦、富士GT400kmレースの公式練習は#6ENEOS SC430(伊藤大輔/ビヨン・ ビルドハイム組)が1分35秒601でGT500のトップ。 GT300は#81ダイシンアドバンFerrari(青木孝行/藤井誠暢組)がトップタイムを記録。 こちらのタイムは1分43秒793だった。
公式予選日を迎えた富士スピードウェイは快晴。涼しい風が吹き抜ける絶好のレース日和となった。
公式練習は憲法記念日の5月3日、午前9時15分より90分間で行われた。
開始早々からトップタイムをたたき出してきたのは前戦4位の#6エネオスSC。伊藤大輔が1分35秒601を開始10分足らずで記録、これがそのままこのセッションのトップタイムとなった。
2位以下は#36ペトロナスSC、#1モチュールGT-R、#8ARTA NSX、#35KRAFT SCらが何度も順位を入れ替えながら周回を重ねていき、最終的には2位ペトロナス、3位モチュールの順で午後の公式予選に臨むこととなった。
一方、第1戦優勝の#24HIS GT-Rは6位、第2戦優勝の#38ZENT SCは途中スピンなどもあり、
トップから1.127秒遅れの12位に終わった。
第1戦以来2度目の参戦となった#21アストンマーチンDBR9はトップから4.737秒差とここでも苦しい戦いを続けている。
また、#100レイブリックNSXは、第2戦で受けたペナルティにより出場できなくなった細川慎弥に代わって松浦孝亮がドライブしている。
GT300クラスも#81ダイシンフェラーリが開始早々に1分44秒301でトップに立ち、 最終的には1分43秒793とこのクラス唯一の43秒台を記録してみせた。
2番手には第2戦に続いて吉本大樹をセカンドドライバーに迎える#2プリヴェアップル紫電を最後の最後に逆転した#43ARTAガライヤがつけ、 4番手に富士を得意とする#26タイサンポルシェが入った。
GT300クラスは今回サードドライバーを登録してきたチームがあり、#31aprカローラアクシオをTakamori.com、 #66triple aムルシエRG-1をマルコ・アピチェラ、#666FieLDS BOMEX320Rを宮本隆士がドライブする。
第3戦の公式予選はこの後午後1時40分より、45分間で行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO