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SUPER GT

公式テスト富士セッション1は生憎の雨 GT500トップは37号車Deloitte TOM'S GR Supra

 2025オートバックス スーパーGT公式テストが3月29日、静岡県小山町の富士スピードで始まった。初日午前に行われたセッション1はGT500クラスで37号車Deloitte TOM'S GR Supra(笹原右京/ジュリアーノ・アレジ)、GT300クラスで45号車PONOS FERRARI 296(ケイ・コッツォリーノ/リル・ワドュ)がそれぞれトップタイムを記録。しかし朝からの雨の影響により、各チームともセッションの大半の時間をピットガレージ内で待機して過ごすという寂しいものとなった。

 岡山国際サーキットに続いて行われる、開幕前最後の公式テスト。その1日目は朝から生憎の雨。これを受けてタイムスケジュールは大幅に変更され、セッション1は当初予定より30分遅れの午前10時にコースオープン、11時30分終了の90分間に短縮された。午後のセッション2は午後2時より4時までの120分間で変更はないが、2日目のセッション3は当初予定より10分延長されて午前9時30分より11時55分までの145分間、午後のセッション4も20分間延長されて午後1時50分より4時10分までの140分間に変更となっている。

 レースコントロールからウェット宣言が出される中で始まったセッション1は完全なウェット路面。各車夥しい水煙を巻き上げながら走行を開始した。

 計測1周目は千代勝正(MOTUL AUTECH Z)が1分47秒092でトップ。以下37号車の笹原、山本尚貴(STANLEY CIVIC TYPE R-GT)と続く。

 山本は5周目に1分39秒042までタイムを縮めるが、これを笹原が9周目に1分37秒758で上回り、トップに。

 しかし開始から25分が経過したところでコース上に落下物があるとのことで赤旗中断と
なってしまう。セッションは午前10時28分に再開となるが、各車とも走行を再開せずにピットガレージでコースコンディションの回復を待つことに。

 残り時間が20分を切ったところで佐々木大樹(Niterra MOTUL Z)がコースインするが、これに追従するチームは現れず、その3号車も終了まで3分を残して再びピットへ。結局セッション1はそのまま終了となり、37号車がトップタイムという結果となった。

 なおGT300クラスはケイ・コッツォリーノが8周目に1分47秒232を記録した45号車PONOS FERRARI 296がトップタイムとなっている。

Photo&Text: Kazuhisa SUEHIRO

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